日本旅行は4月16日から、2010年夏のベストツアーを順次発売する。今回のコンセプトは「行きたくなる！旅」で、大人の知的好奇心をくすぐるツアーやパワースポットを訪れるコース、女性向けツアーなど新商品を充実させた。中でも、問い合わせが増えているというパワースポットやパワーアップをテーマにしたツアー、体験型ツアーなど、話題性のある商品をアピールし、前年比1％増の9万2000名の取扱いをめざす。

　「夏のイチ押し」シリーズでは、例年通り方面別パンフレットを用意。新たに、シアトルのボーイング社の工場見学やバンコクでのシンハービール工場見学など「おとなの社会学習」をオプショナルツアーとして企画し、追加できるようにした。また、セドナのパワースポットやソウル、台北、シンガポールなどの開運めぐりといった「幸せパワーアップ計画」も展開する。「ひとり旅応援隊」は1名から参加可能で、ヨーロッパの特定添乗員同行コースでも一部出発日で1名からの出発保証を用意した。

　夏のふぁみバケでは、全方面全コースで2歳から12歳未満は大人代金の半額になる子供代金や、12歳から16歳までを対象にジュニア割引などを用意。母の日までの申込みで割引になるサンキューママキャンペーンや、家族総額代金を採用したふぁみパックなども新たに設定した。旅行代金は、例えばふぁみパックのハワイツアーでは子供向けの体験学習やワイキキトロリー乗り放題を組み込み、家族3人で33万円から。このほか、女性スタッフのプロジェクトチームが企画した、週末をからめて短期で旅行する「週末トラベラー」も新たに用意。アジアだけでなくドバイやバルセロナの5日間コースなども設定した。なお、方面別の目標取扱人数は下記の通り。


▽方面別の目標取扱人員
アジア／4万2100名
ヨーロッパ／2万5400名
ハワイ／6700名
グアム・サイパン／9000名
中国／5800名
アメリカ・カナダ／1500名
オセアニア／1500名
合計／9万2000名