ペルー・クスコ、マチュピチュ他、「大雨」発生の影響続報12

  • 2010年2月10日
 この度、ペルーに大きな被害をもたらした「大雨」の影響により被害を受けた「マチュピチュ遺跡」の入園に関するペルー文化庁、及び自然保護区管理事務局の公式発表を以下にお知らせいたします。

 ペルー時間2010年2月08日、ペルー文化庁(INC)、及び自然保護区管理事務局(Sernanp)は「当面の間、いかなる方法でもマチュピチュ遺跡への入園を禁止する」旨の発表をいたしました。

 これまで現地の関係者が協力し、同遺跡を訪問するための代案ルートの開通、観光再開に向けての新提案等、色々と模索して参りましたが、ペルー文化庁、及び自然保護区管理事務局では道路状況・安全確保などに問題があると判断し、これらの問題が完全に回復し整うまでは、いかなる方法でも同遺跡の入園及びインカ古道も封鎖する旨を決定いたしました。これを受け、マチュピチュ観光の切り札として検討が行われておりました「ヘリでの観光客輸送プラン」も安全性が問われ、見送りとなりました。

 尚、現地スタッフが確認したところ、マチュピチュへの代案ルートの一つとして検討されておりました道路については、思っていたより道の崩れが激しく、また道幅も狭く安全面が十分でないと思われます。同ルートについても、今回の発表により利用不可となりました。

 以上、同地へのご旅行をご予定の方は、予めご了承下さい。


情報提供: 株式会社ラティーノ日本海外ツアーオペレーター協会