オーストラリア、フィジー、Vオーストラリア航空がシドニー/ナンディ線就航

  • 2010年1月12日
 同じバージン・グループでも、国内線を運航する「バージン・ブルー航空」(DJ)や、タスマン(ニュージーランド)路線・南太平洋路線などの短距離路線を運航している「パシフィック・ブルー航空」(DJ)に対し、主に長距離路線を運航していたオーストラリアの航空会社「Vオーストラリア航空」(VA)がフィジーへの輸送力を増強すべく、2009年12月18日より、シドニー/ナンディ間にデイリー便を就航いたしました。

 運航スケジュールは下記の通りです。

■ フライトスケジュール
※便名:VA27便 シドニー発 08:10 → ナンディ着 14:20
※便名:VA28便 ナンディ発 15:55 → シドニー着 18:20

※運航日:毎日
※使用機材:B777-300ER
(ビジネスクラス33席、プレミアムエコノミークラス40席、エコノミークラス288席)

 これにより、パシフィック・ブルー航空がデイリーで運航していたシドニー/ナンディ線は無くなりましたがブリスベン/ナンディ線(デイリー)、メルボルン/ナンディ線(週2便)、アデレード/ナンディ線(週2便)は引き続き運航されております。

 これらのバージン・グループに対抗するため、カンタス航空では子会社であるロー・コスト・キャリアの「ジェット・スター航空」を2010年4月より「シドニー/ナンディ間」に就航させる計画ですが、他方、カンタス航空はフィジーの「エア・パシフィック航空」の大株主(46%)であり、かつ「オーストラリア(シドニー、ブリスベン、メルボルン)/ナンディ間」のフライトの全てをエア・パシフィック航空と共同運航していることから、それらとジェット・スター航空の折り合いをどのようにつけていくのかが注目されます。


情報提供:株式会社ユー・ティ・アイ・ジャパン日本海外ツアーオペレーター協会