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じゃらん人気温泉地ランキング、箱根が4年連続1位

 じゃらんリサーチセンター(沢登次彦センター長)は12月14日、人気温泉地ランキング2010を発表した。「もう一度行ってみたい温泉地」の1位は神奈川県の箱根温泉で、調査開始以来4年連続でトップを守った。2位は大分県の湯布院温泉、3位は群馬県の草津温泉だった。

 調査は今年9月4日から14日まで、宿泊予約サイト「じゃらんnet」の利用客を対象に行い、全国331温泉地の中から選んでもらった。回答数は5106人だった。

 もう一度行ってみたいランキングで上位3位の共通点は「自然や街の雰囲気がいい」など情緒的価値が高いこと。それに加えて、箱根は「交通の便が良い」、草津は「温泉の効能や泉質が気に入っているから」が特徴的な回答だった。1位の箱根は917票、湯布院は731票、草津は689票を集めた。ベスト3に続く4位は651票の登別温泉(北海道)で以下、5位別府温泉郷(大分県)519票、6位道後温泉(愛媛県)484票、7位黒川温泉(熊本県)407票、8位指宿温泉(鹿児島県)391票、9位有馬温泉(兵庫県)343票、10位下呂温泉(岐阜県)342票だった。

 性別では男性の上位3つが箱根、草津、登別の順。ベスト10では10位に熱海温泉(静岡県)が入っている。女性の上位3つは全体ランクと同じで、10位に城崎温泉(兵庫県)がランク入りしている。年代別では、各年代とも1位は箱根。20代では熱海が5位、40代と50代では道後が5位、60代では指宿が5位に入った。年間5回以上温泉旅行に行く人のランキングでは草津が1位になり、乳頭温泉郷・田沢湖温泉(秋田県)が5位にランクインしたのが目を引く。

 まだ行ったことはないが、一度は行ってみたい「全国あこがれ温泉地ランキング」では、1324票を集めた湯布院がトップ。2位は838票の登別、3位は717票の草津、4位別府、5位乳頭・田沢湖だった。

 さらに、満足度ランキングでは、有名温泉地部門で登別、黒川、草津、ニセコ温泉郷(北海道)、霧島(鹿児島県)の順。秘湯部門では高湯温泉(福島県)、雲見温泉(静岡県)、湯の峰温泉(和歌山県)の3温泉地がトップで、十勝岳温泉(北海道)と白金温泉(北海道)が続いた。


情報提供:トラベルニュース社