JTB、茨城/ハワイ間チャーター利用商品を設定−完売で220名を送客

  • 2009年11月13日
 ジェイティービー(JTB)は茨城/ハワイ間のチャーター便を利用した商品を販売する予定だ。茨城空港が開港する3月11日出発で4泊6日の1本を設定。JTB関東法人営業水戸支店法人事業チームチームマネージャーの高橋祐介氏は、「茨城空港が開港する歴史的な日に出発するので地元民の関心は高い」と話す。「定期便の予定のないハワイであることも記念になる」とも述べ、販売へ向けて意気込みを見せた。

 販売開始は11月末を予定していたが、11月12日だけで15件以上の問い合わせが入っており集客への期待がかかる。ツアーでは、3月12日に開催されるホノルルフェスティバルを盛り込む計画で、フェスティバルを見学するだけでなく実際に参加することも可能だ。例年同フェスティバルに参加している地元民もいるとして、今年は地元茨城から出発できるとあってツアー参加への意欲が強いようだ。また、地元自治体などの団体需要も見込んでいる。

 航空会社は日本航空(JL)もしくはジャルウェイズ(JO)での運航となる予定で、使用機材は、ボーイングB767型機。エコノミークラス192席、ビジネスクラス28席となっており、完売すれば220名の送客となる。今後の茨城空港からのチャーター利用商品の展開については今回の実績などをふまえて検討していく。