ザ・プリンス・パークタワー東京、マウナケアビーチとハワイアンフェア共催

  • 2009年11月9日
 ザ・プリンス・パークタワー東京は11月1日から30日まで、マウナケアビーチホテル(MKBH)と共同でハワイの料理やスイーツ、カクテルが楽しめる「ハワイアンフェア」を開催している。

 ザ・プリンス・パークタワー東京総支配人の武井久昌氏によると、今回のハワイアンフェアは「ザ・プリンス」内の技術やサービス、スタッフの交流の一環。MKBHエクゼクティブシェフとザ・プリンスパークタワー東京総料理長が味やメニューを共有し、双方の創造性をいかしながら新メニューを作るというコンセプトで開催しており、「双方のコラボレーションが魅力」であるという。また、営業戦略室マネージャーの平野哲也氏は「マウナケアの代表的なメニューが日本にいながら味わえる。日本でフェアを楽しんだ後は、現地で本場の味を堪能してほしい」と今回のフェアのねらいを語った。

 フェアにあわせて来日したプリンスリゾーツハワイ営業部長の中林淑枝氏によると、MKBHの目標稼働率は60%を目標としており、現在は54%から56%。日本の目標稼動率は全体の6%で、現在は4%程度だ。今年はインフルエンザの影響で出だしが遅れたものの、9月は稼働状況も良く、10月も「ホールセラーのプログラムのピークで、悪くはない」状況だという。同氏によると、客層のほとんどがリピーターで、なかでもハイエンド層のFITが多いとのこと。来年は今年と同様「ホールセラーにパッケージの展開を働きかけるとともに、企業のインセンティブに取り組んでいく」方針で、プリンスが持つ法人客層と積極的に話を進めていく予定だ。