マリオット、上海万博開催で日本市場の取込みに期待−日本向けサポート充実
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上海には現在12軒のホテルが完成しており、さらに2軒のホテルが新たに開業する予定。全て上海万博の主要イベントの公式ホテルとなる計画だ。ブランドが分かれていることから幅広いサービスを提供できる。マリオット・インターナショナル・インコーポレーテッドアジア太平洋地域担当執行副社長のジェフ・ガーサイド氏は、「供給可能な客室数が多く、開催期間が長いため比較的リーズナブルになるだろう」との見解で、料金面でも比較的リーズナブルに提供できると自信を示す。現在、政府がホテルの階層別にレートを設定しており、マリオットは5ツ星または4ツ星での位置づけで、5ツ星であれば1600元から2000元、4ツ星であれば800元となる予定だ。
また、日本の大手旅行会社ともパッケージ商品の料金交渉や、多様な顧客層についての話し合いを進めている。6月のジャパンウィークにあわせたキャンペーンや、修学旅行生の取り込みに向けたマーケティング展開も検討している。なお、会議やビジネスイベントについて紹介する専用ウェブサイトをオープンしており、上海万博に関する情報も提供。現在は英語と中国語のみだが11月末から12月にかけて日本語にも対応する。