エーデルワイス航空、10年度は16便運航予定−ザルツブルグ行きも設定

  • 2009年9月24日
 エーデルワイス航空(WK)は9月18日に記者会見を開催した。2010年度は16本のチャーター便を運航する計画で、初めてザルツブルグやパリ、ナポリを目的地に加えた。WK総代理店のサンプラス代表取締役社長の宇都宮秀人氏は、「多様なコースに対応でき販売しやすくなる」と旅行会社に対してアピールした。また、過去2年間のチャーター便搭乗率が100%であることから、来年の販売にも自信を示した。

 2010年度は、新たに高知や徳島を出発地に加えるとともに、仙台、福岡、成田ではザルツブルグ行きを設定。このほか、仙台ではパリ行き、鹿児島は友好都市であるナポリ行きを運航する予定だ。さらに現在、沖縄発便も計画しており、設定すれば初の沖縄発着チャーターとなるという。また、ザルツブルグは日本から直行便が就航していないこともあり、アルペンルートを通ってチューリッヒに向かうなど新たな商品造成につなげられるという。使用する機材は、ビジネスクラスは32席、エコノミークラスは275席のエアバスA330‐200型機で運航する予定だ。

 サンプラスによると、これまで90%以上の利用者がシニア層だったが、目的地の追加によりザルツブルグでは音楽、パリでは買い物など商品の幅が広がるため若年層や女性同士、ファミリーなどの取り込みにも期待がかかる。


※訂正案内(編集部 9月24日12時55分)
訂正箇所:エーデルワイス航空2レター
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