ロイヤル・コナ・リゾート、日本人宿泊数408%増−今後も日本市場に注力

  • 2009年6月16日
 ハワイアンホテルズ&リゾーツから、ロイヤル・コナ・リゾートの総支配人を含むセールスミッションが来日しレセプションを開催、ロイヤル・ラハイナ・リゾートとロイヤル・コナ・リゾートを紹介した。ハワイアンホテルズ&リゾーツ営業部長日本マーケットのタカコ・T.アンピンコ氏によると、2008年度のロイヤル・コナ・リゾートの日本人宿泊数は前年比408%増。2009年1月から5月までの宿泊数も、新インフルエンザや経済不況で宿泊客数の減少はあるものの、166%増と引き続き伸びをみせている。

 ロイヤル・ラハイナ・リゾートは2007年に改装を終了。美しいカアナパリビーチの中央に位置し、プライベートビーチ感覚が楽しめるホテルだ。ロイヤル・コナ・リゾートも2006年、アリイタワーとラグーンタワーの全客室の改装を約10億米ドルかけて終了しており、80%の部屋がオーシャンビューとなる。

 アンピンコ氏によると、ダウンタウンに位置する立地のよさに加え、2007年末から日本人営業スタッフが対応できるようになり、日本人に対しきめ細やかな対応など日本人ゲストサービスを整えたことが成長の一因だという。現在では団体のうち、特に修学旅行に注力しているが、今後はMICEやFIT、ファミリー、レジャーといった全てのマーケットの取り込みをはかる。また、日本マーケットのシェアは2009年1月から5月までで15%となっており、ロイヤル・コナ・リゾートの総支配人、ラロ・フェルナンデス氏も「日本のマーケットや文化をさらに学んでいきたい」と日本マーケット取り込みへの意欲を示した。