日本航空、国際線に新アレルギー対応機内食を導入−5月31日から

  • 2009年5月26日
 日本航空(JL)は5月31日、新たなアレルギー対応機内食を国際線で導入する。アレルギー対応食品の開発を30年近く進めてきた辻安全食品と提携。厚生労働省が表示を義務化している7品目のアレルゲンと、表示を推奨している18品目のアレルゲンを使用しないメニューを開発した。サラダ以外はすべて辻安全食品のアレルギー専用キッチンで調理する。

 予約受付開始日は5月27日からで、出発の96時間前までJL国際線予約窓口で受け付ける。対象座席クラスは国際線のエグゼクティブクラスとエコノミークラスで、ファーストクラスについては問い合わせが必要だ。

 なお、サラダの調理と食事の盛り付けはアレルギー専用キッチンではなく、機内食調理会社のキッチンでおこなう。JLでは、深刻なアレルギー症状がある場合は、事前に医師と相談した上で選択するよう進めている。


▽JLアレルギー対応機内食で使用しないアレルゲン25品目
えび、かに、小麦、そば、乳製品、卵、落花生、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン