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元気なまちの秘訣は、JTB西日本が地域交流型旅行商品を発売

 JTB西日本は5月25日、地域交流型旅行商品「イキイキ地域を訪ねよう」を発売した。大阪府堺市、徳島県上勝町といった元気なまちを取り上げ、地域活性化の輪、交流人口の拡大につなげることを目指す。

 同商品は、2月に設立した地域交流ビジネス推進室が「着地型営業」として進める、地域と一体となった誘客促進や観光交流の推進への取り組みを具体化させたもの。地域固有の資源を生かしまちおこしに成功した地域にスポットをあて、その魅力を発信するとともに、参加者に活性化成功の秘訣に触れてもらおうという趣向だ。

 第1弾となる堺は、着地型観光によるまちおこし「堺モデル」の内容を見学。産業、歴史スポットをめぐるコースと、徳川家康や豊臣秀吉、千利休らゆかりの地を訪ねるコースがあり、いずれもボランティアガイドの案内でその魅力に触れる。ツアー開始時に市職員から堺モデルの解説を受けることも可能。

 第2弾の上勝町では、日本料理のつまものを扱う“葉っぱビジネス”で注目を集める会社「いろどり」が、初めて旅行会社とコラボレーション。生産農家を訪れるなどまちおこしの仕組みを学ぶコースを設定した。

 いずれも10人以上の団体が対象で、目標人員は堺が1000人、上勝町が800人。第3弾以降も各地で商品展開を予定しているという。


情報提供:トラベルニュース社