新型インフルエンザへの各国の対応状況(OTOA情報)
5月7日付で日本海外ツアーオペレーター協会が海外新着情報として紹介した各国のインフルエンザ対応状況は下記の通り。
ハワイ、ハワイ州におけるインフルエンザA型(H1N1)の状況
2009年5月05日(火)、ハワイ州衛生局(Department of Health)よりハワイ州において「新型インフルエンザ」(H1N1)に感染した疑いのあった3人のケースについて、米国疾病管理予防センター(CDC: Centers for Disease Control and Prevention)での最終検査の結果、新型インフルエンザに感染したものと確認された旨の発表がありました。
3人は、1人がテキサス州を訪れた成人夫婦と、別の家庭のカリフォルニアに渡航した学齢期の子供の1人でしたが、いずれも軽症であり、既に快復をしています。
ハワイ州衛生局では引き続き感染状況を注視の上、アメリカ本土もしくはメキシコに渡航した住民は医師に相談すること、他の住民と接触しないように注意を喚起、ホノルル国際空港、他の空港での到着乗客に対する監視、検疫を続ける等、対策を強化しています。
又、宿泊施設、観光施設とも平常通り営業しており、旅行者の皆様には安心してハワイを訪ねていただき、お楽しみいただいております。
尚、ハワイにおける新型インフルエンザに関する情報については、下記をご参照下さい。
〔参考〕
* ハワイ州衛生局ホームページ
http://hawaii.gov/health/(英語)
* ハワイ州新型インフルエンザホットライン
TEL:866−767−5044 ※内線3
(月〜金曜 07:00〜19:00、土・日曜 09:00〜17:30)
* 在ホノルル日本国総領事館ホームページ
http://www.honolulu.us.emb-japan.go.jp/jp/influhawaii.htm
* 外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/
* 厚生労務省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp
* 米国疾病管理予防センターホームページ
http://www.cdc.gov/h1n1flu/index.htm(英語)
情報提供:ハワイ州観光局(HTJ)
ニュージーランド、「新型インフルエンザ」に関する政府公式文書のご案内
現在海外旅行をする際に大きな問題となっておりますメキシコ発の「新型インフルエンザ」に関し、ニュージーランドはTV等のメディアに頻繁に名前が出てくる国の一つになっております。
ニュージーランド政府といたしましても、この問題に関しては非常に憂慮しております。
ただ重要な点として、ニュージーランド政府といたしましては、今回の新型インフルエンザを懸念すべき問題としておりますが、非常事態とはみておりません。
感染者に対する対応、水際の検査等も迅速に行われており、国内における混乱はございません。
今回の対応に関しまして、ニュージーランドの首相兼観光大臣であるジョン・キーからのメッセージをお伝えいたしますのでご覧ください。
皆様には、引き続きニュージーランドは現在も安心して訪問出来る国だとご認識していただければ幸甚です。
2009年5月7日
日本の旅行業界の皆様
世界的なインフルエンザA(H1N1)型(新型インフルエンザ)の発生に伴い、日本では、旅行者がニュージーランドへの渡航を懸念していると伺っております。
ニュージーランド政府より重ねて申し上げます。ニュージーランドは、この脅威に世界で最も早く対策を講じた国の一つであり、問題は抑制されており、感染リスクは僅かとなっております。
新型インフルエンザの感染が最初に確認されたニュージーランドの高校生一行は、現在、完全に治癒しており、学業に復帰しております。このランギトト高校の生徒達は、メキシコ滞在中に新型インフルエンザに感染いたしました。
同校の校長は、生徒達の症状は軽く、現在は通常の生活に復帰していると述べています。
保健当局では、ウィルスを監視するための包括的なプログラムを継続して実施しております。ニュージーランド保健省には、インフルエンザの蔓延に対処するための計画があります。
ニュージーランドでは、一般社会での感染拡大は確認されておりません。つまり、今日までの感染事例は全て、感染地域から最近帰国した、または該当する感染者に接近したことが原因となっています。
ニュージーランドは引き続き、オークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、クイーンズタウンの各空港において、懸念国からの到着便乗客に対する検査を行っております。乗客が症状を訴えた場合、隔離措置をとった上で、該当者および付近にいた人々に対し、医学的検査を行い、治療と看護にあたっています。
ニュージーランドに到着する全ての国際線搭乗者は、当地での滞在先を記入することが求められています。これらの情報は、公衆衛生担当者が必要に応じて、該当者に連絡を行うために使用されます。
ニュージーランドはこれまで、ごく少数の感染事例を確認して参りましたが、検査の実施や疑い例の取り扱いといった対応は極めて厳重なものです。
つまり、ニュージーランドにおける新型インフルエンザへの感染リスクは僅かであり、これら少数の感染者の症状は軽度です。そして、政府による迅速な対応は、その他大勢の人々への感染リスクを可能な限り回避しています。
以上のご説明により、感染リスクがほぼ存在しない私どもの美しい国へのご旅行が安全なものであるとご理解頂ければ幸いです。
ニュージーランド首相 兼 観光大臣
ジョン・キー
情報提供:株式会社アイディツアーズ サウスパシフィック、ニュージーランド政府観光局
メキシコ、「新型インフルエンザ」による観光への影響について
メキシコにおける「新型インフルエンザ」による観光への影響をお知らせいたします。
■「新型インフルエンザ」による観光への影響について
〔遺跡〕
全国の175ヵ所の遺跡は、2009年5月08日(金)までは半日のみ再開
5月09日(土)以降は、通常のオープンに戻ります。
〔博物館〕
博物館、劇場等の文化施設は、閉鎖空間という事から、未だクローズされております。
〔ホテル〕
今回の件で閉鎖したホテルはなく、平常通り営業しております。
尚、メキシコシティのホテルのみ、レストランをクローズし、食事はルームサービスのみの対応をしておりましたが、今後は通常営業に戻ると思われます。
〔レストラン〕
テイクアウトのみに限られておりましたが、一部通常営業を再開いたしました。
屋台についても同様です。
〔陸路交通〕
バス、メトロ(地下鉄)、メトロバス、タクシー等は、通常通り運行しております。
尚、今回のインフルエンザによる影響は、特になかった模様です。
〔航空便〕
メキシコシティ空港の離発着便が、過去1週間で合計780便が欠航となりました。
リマ線、ハバナ線、ブエノスアイレス線、上海線は、未だ運行停止となっております。
尚、国内の移動も極端に乗客が減った事で、グアダラハラ線、モンテレイ線等、通常日に十数便ある路線は減便しています。
〔治安〕
今回のインフルエンザによる影響で、5月01〜05日はメキシコシティの人通り・交通量ともに減ったため非常に静かではありましたが、特に暴動・強盗の被害等も無く、治安が悪化するという危惧は過ぎた様に思われます。
〔水、電気、ガス〕
通常通り供給されております。
〔予防〕
マスクをしている人の数が、減っている様に思われます。
弱毒性という事で、安心してしまっている人が多い様です。
引き続き詳しい情報が入り次第、ご連絡いたします。
情報提供: 株式会社ラティーノ
ペルー、「新型インフルエンザ」関連情報 (感染なしと発表されました)
南米で唯一、感染の疑いがあると報告されていたペルーですが、先ほどペルー保険省により再度行ったウィルス検査の結果、新型インフルエンザ(H1N1)ではないと発表されました。
尚、新型インフルエンザへの対策として南米各国の主要空港では、職員へのマスク着用を義務付けております。
以上、ご注意ください。
情報提供:株式会社ラティーノ
ペルー、「新型インフルエンザ」関連情報 (ペルー政府、メキシコ旅客機乗り入れを禁止)
世界保健機関(WHO)が警戒レベルをフェーズ5に引き上げた「新型インフルエンザ」に感染した疑いでペルーに入国したアルゼンチン人女性に隔離措置が取られた事態を受け、ペルー政府はウィルスの国内侵入を阻止するためメキシコ発の旅客機の国内乗り入れを4月30日から全面禁止する措置を講じております。
尚、国内では9人が感染の疑いで検査を受けており、ペルー政府は国境対策を強化する方針を確認しております。
以上、ご注意ください。
情報提供:株式会社ウニベルツール
グアテマラ、「新型インフルエンザ」関連情報(5月5日現在の状況)
中米、グアテマラにおける「新型インフルエンザ」関連情報をお知らせいたします。(5月05日 11:50現在)
本日5月05日、グアテマラ国内で初めて新型インフルエンザの感染者が確認されました。
米国疾病対策センター(CDC)からの精密検査の結果、メキシコから帰国した11歳の少女が新型インフルエンザに感染していた事が確認されました。世界保健機関(WHO)により感染が確認された世界16ヵ国にグアテマラも加えられました。
この様な状況を受け、グアテマラ国内の空港や国境では、係官がマスクや手袋を着用する等の防御策が取られ検疫も実施されておりますが、各地の観光に関しては、何の問題もなく、平常通り行われております。
情報提供:株式会社ウニベルツール
コスタリカ、「新型インフルエンザ」関連情報 (5月2日現在の状況)
中米、コスタリカにおける「新型インフルエンザ」関連情報をお知らせいたします。
コスタリカ国内で最初に感染の疑いがあるとされた2名のうち1名について、米国疾病対策センター(CDC)からの精密検査結果が確認され、5月02日午後の時点で世界保健機関(WHO)により感染が確認された世界16ヵ国にコスタリカも加えられました。
一方、本日5月02日付けの朝刊(ラ・ナシオン紙)によりますと、アビラ厚生大臣が「4月24日以降に国内で検査を実施した約180件のうち、約70%(125件)が既に陰性(感染の疑いなし)と確認されている」と発言した事を報道しました。
先週一時的に行われていたネガティブな過剰報道も現在では落ち着いてまいりました。
逆にコスタリカ国内では様々なメディアを通じ「コスタリカでは保健衛生管理体制が充実しており、このような緊急時であってもコスタリカ政府は、その対応や感染防止及び予防策を充分に準備している」といった点が多く取り上げられる様になってきました。
又、コスタリカ厚生省は、緊急対策費用として約5百万ドル相当の予算を投じる予定がある旨の発表もありました。
尚、現在のコスタリカ国内の状況は、5月01日の「メーデー」の祝日と繋がった3連休中でもあり、一般市民の様子にも特に変わった事象は見かけらず、普段と変わらぬ平静さを保っています。
感染が正式に確認された1名についても、その後のリアクション等は特に見られません。
又、サンホセ国際空港、及び各地の観光に関して、問題や支障が生じているといった報告も特に無く、現地のツアー等にも何ら影響は見られず、全て平常通り進んでおります。
情報提供:株式会社ウニベルツール
情報提供(全体):日本海外ツアーオペレーター協会
ハワイ、ハワイ州におけるインフルエンザA型(H1N1)の状況
2009年5月05日(火)、ハワイ州衛生局(Department of Health)よりハワイ州において「新型インフルエンザ」(H1N1)に感染した疑いのあった3人のケースについて、米国疾病管理予防センター(CDC: Centers for Disease Control and Prevention)での最終検査の結果、新型インフルエンザに感染したものと確認された旨の発表がありました。
3人は、1人がテキサス州を訪れた成人夫婦と、別の家庭のカリフォルニアに渡航した学齢期の子供の1人でしたが、いずれも軽症であり、既に快復をしています。
ハワイ州衛生局では引き続き感染状況を注視の上、アメリカ本土もしくはメキシコに渡航した住民は医師に相談すること、他の住民と接触しないように注意を喚起、ホノルル国際空港、他の空港での到着乗客に対する監視、検疫を続ける等、対策を強化しています。
又、宿泊施設、観光施設とも平常通り営業しており、旅行者の皆様には安心してハワイを訪ねていただき、お楽しみいただいております。
尚、ハワイにおける新型インフルエンザに関する情報については、下記をご参照下さい。
〔参考〕
* ハワイ州衛生局ホームページ
http://hawaii.gov/health/(英語)
* ハワイ州新型インフルエンザホットライン
TEL:866−767−5044 ※内線3
(月〜金曜 07:00〜19:00、土・日曜 09:00〜17:30)
* 在ホノルル日本国総領事館ホームページ
http://www.honolulu.us.emb-japan.go.jp/jp/influhawaii.htm
* 外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/
* 厚生労務省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp
* 米国疾病管理予防センターホームページ
http://www.cdc.gov/h1n1flu/index.htm(英語)
情報提供:ハワイ州観光局(HTJ)
ニュージーランド、「新型インフルエンザ」に関する政府公式文書のご案内
現在海外旅行をする際に大きな問題となっておりますメキシコ発の「新型インフルエンザ」に関し、ニュージーランドはTV等のメディアに頻繁に名前が出てくる国の一つになっております。
ニュージーランド政府といたしましても、この問題に関しては非常に憂慮しております。
ただ重要な点として、ニュージーランド政府といたしましては、今回の新型インフルエンザを懸念すべき問題としておりますが、非常事態とはみておりません。
感染者に対する対応、水際の検査等も迅速に行われており、国内における混乱はございません。
今回の対応に関しまして、ニュージーランドの首相兼観光大臣であるジョン・キーからのメッセージをお伝えいたしますのでご覧ください。
皆様には、引き続きニュージーランドは現在も安心して訪問出来る国だとご認識していただければ幸甚です。
2009年5月7日
日本の旅行業界の皆様
世界的なインフルエンザA(H1N1)型(新型インフルエンザ)の発生に伴い、日本では、旅行者がニュージーランドへの渡航を懸念していると伺っております。
ニュージーランド政府より重ねて申し上げます。ニュージーランドは、この脅威に世界で最も早く対策を講じた国の一つであり、問題は抑制されており、感染リスクは僅かとなっております。
新型インフルエンザの感染が最初に確認されたニュージーランドの高校生一行は、現在、完全に治癒しており、学業に復帰しております。このランギトト高校の生徒達は、メキシコ滞在中に新型インフルエンザに感染いたしました。
同校の校長は、生徒達の症状は軽く、現在は通常の生活に復帰していると述べています。
保健当局では、ウィルスを監視するための包括的なプログラムを継続して実施しております。ニュージーランド保健省には、インフルエンザの蔓延に対処するための計画があります。
ニュージーランドでは、一般社会での感染拡大は確認されておりません。つまり、今日までの感染事例は全て、感染地域から最近帰国した、または該当する感染者に接近したことが原因となっています。
ニュージーランドは引き続き、オークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、クイーンズタウンの各空港において、懸念国からの到着便乗客に対する検査を行っております。乗客が症状を訴えた場合、隔離措置をとった上で、該当者および付近にいた人々に対し、医学的検査を行い、治療と看護にあたっています。
ニュージーランドに到着する全ての国際線搭乗者は、当地での滞在先を記入することが求められています。これらの情報は、公衆衛生担当者が必要に応じて、該当者に連絡を行うために使用されます。
ニュージーランドはこれまで、ごく少数の感染事例を確認して参りましたが、検査の実施や疑い例の取り扱いといった対応は極めて厳重なものです。
つまり、ニュージーランドにおける新型インフルエンザへの感染リスクは僅かであり、これら少数の感染者の症状は軽度です。そして、政府による迅速な対応は、その他大勢の人々への感染リスクを可能な限り回避しています。
以上のご説明により、感染リスクがほぼ存在しない私どもの美しい国へのご旅行が安全なものであるとご理解頂ければ幸いです。
ニュージーランド首相 兼 観光大臣
ジョン・キー
情報提供:株式会社アイディツアーズ サウスパシフィック、ニュージーランド政府観光局
メキシコ、「新型インフルエンザ」による観光への影響について
メキシコにおける「新型インフルエンザ」による観光への影響をお知らせいたします。
■「新型インフルエンザ」による観光への影響について
〔遺跡〕
全国の175ヵ所の遺跡は、2009年5月08日(金)までは半日のみ再開
5月09日(土)以降は、通常のオープンに戻ります。
〔博物館〕
博物館、劇場等の文化施設は、閉鎖空間という事から、未だクローズされております。
〔ホテル〕
今回の件で閉鎖したホテルはなく、平常通り営業しております。
尚、メキシコシティのホテルのみ、レストランをクローズし、食事はルームサービスのみの対応をしておりましたが、今後は通常営業に戻ると思われます。
〔レストラン〕
テイクアウトのみに限られておりましたが、一部通常営業を再開いたしました。
屋台についても同様です。
〔陸路交通〕
バス、メトロ(地下鉄)、メトロバス、タクシー等は、通常通り運行しております。
尚、今回のインフルエンザによる影響は、特になかった模様です。
〔航空便〕
メキシコシティ空港の離発着便が、過去1週間で合計780便が欠航となりました。
リマ線、ハバナ線、ブエノスアイレス線、上海線は、未だ運行停止となっております。
尚、国内の移動も極端に乗客が減った事で、グアダラハラ線、モンテレイ線等、通常日に十数便ある路線は減便しています。
〔治安〕
今回のインフルエンザによる影響で、5月01〜05日はメキシコシティの人通り・交通量ともに減ったため非常に静かではありましたが、特に暴動・強盗の被害等も無く、治安が悪化するという危惧は過ぎた様に思われます。
〔水、電気、ガス〕
通常通り供給されております。
〔予防〕
マスクをしている人の数が、減っている様に思われます。
弱毒性という事で、安心してしまっている人が多い様です。
引き続き詳しい情報が入り次第、ご連絡いたします。
情報提供: 株式会社ラティーノ
ペルー、「新型インフルエンザ」関連情報 (感染なしと発表されました)
南米で唯一、感染の疑いがあると報告されていたペルーですが、先ほどペルー保険省により再度行ったウィルス検査の結果、新型インフルエンザ(H1N1)ではないと発表されました。
尚、新型インフルエンザへの対策として南米各国の主要空港では、職員へのマスク着用を義務付けております。
以上、ご注意ください。
情報提供:株式会社ラティーノ
ペルー、「新型インフルエンザ」関連情報 (ペルー政府、メキシコ旅客機乗り入れを禁止)
世界保健機関(WHO)が警戒レベルをフェーズ5に引き上げた「新型インフルエンザ」に感染した疑いでペルーに入国したアルゼンチン人女性に隔離措置が取られた事態を受け、ペルー政府はウィルスの国内侵入を阻止するためメキシコ発の旅客機の国内乗り入れを4月30日から全面禁止する措置を講じております。
尚、国内では9人が感染の疑いで検査を受けており、ペルー政府は国境対策を強化する方針を確認しております。
以上、ご注意ください。
情報提供:株式会社ウニベルツール
グアテマラ、「新型インフルエンザ」関連情報(5月5日現在の状況)
中米、グアテマラにおける「新型インフルエンザ」関連情報をお知らせいたします。(5月05日 11:50現在)
本日5月05日、グアテマラ国内で初めて新型インフルエンザの感染者が確認されました。
米国疾病対策センター(CDC)からの精密検査の結果、メキシコから帰国した11歳の少女が新型インフルエンザに感染していた事が確認されました。世界保健機関(WHO)により感染が確認された世界16ヵ国にグアテマラも加えられました。
この様な状況を受け、グアテマラ国内の空港や国境では、係官がマスクや手袋を着用する等の防御策が取られ検疫も実施されておりますが、各地の観光に関しては、何の問題もなく、平常通り行われております。
情報提供:株式会社ウニベルツール
コスタリカ、「新型インフルエンザ」関連情報 (5月2日現在の状況)
中米、コスタリカにおける「新型インフルエンザ」関連情報をお知らせいたします。
コスタリカ国内で最初に感染の疑いがあるとされた2名のうち1名について、米国疾病対策センター(CDC)からの精密検査結果が確認され、5月02日午後の時点で世界保健機関(WHO)により感染が確認された世界16ヵ国にコスタリカも加えられました。
一方、本日5月02日付けの朝刊(ラ・ナシオン紙)によりますと、アビラ厚生大臣が「4月24日以降に国内で検査を実施した約180件のうち、約70%(125件)が既に陰性(感染の疑いなし)と確認されている」と発言した事を報道しました。
先週一時的に行われていたネガティブな過剰報道も現在では落ち着いてまいりました。
逆にコスタリカ国内では様々なメディアを通じ「コスタリカでは保健衛生管理体制が充実しており、このような緊急時であってもコスタリカ政府は、その対応や感染防止及び予防策を充分に準備している」といった点が多く取り上げられる様になってきました。
又、コスタリカ厚生省は、緊急対策費用として約5百万ドル相当の予算を投じる予定がある旨の発表もありました。
尚、現在のコスタリカ国内の状況は、5月01日の「メーデー」の祝日と繋がった3連休中でもあり、一般市民の様子にも特に変わった事象は見かけらず、普段と変わらぬ平静さを保っています。
感染が正式に確認された1名についても、その後のリアクション等は特に見られません。
又、サンホセ国際空港、及び各地の観光に関して、問題や支障が生じているといった報告も特に無く、現地のツアー等にも何ら影響は見られず、全て平常通り進んでおります。
情報提供:株式会社ウニベルツール
情報提供(全体):日本海外ツアーオペレーター協会