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フィジー、「フィジー・ドル」(FJD)、約20%の通貨切り下げを実施

  • 2009年5月7日
 さる2009年4月15日、リザーブ・バンク・オブ・フィジー(フィジー準備銀行)では、フィジー・ドル(FJD)の他通貨とのバランス適正をはかり、輸出業や観光業の振興を目指すものとして、1998以来11年ぶりに約20%の通貨切り下げ(ディバリュエーション)を実施いたしました。

ちなみに4月28日現在の当地ウェストパック銀行発表による現金換算レートは
 日本円 → フィジー・ドルが、FJ$1=48.30円
 フィジー・ドル → 日本円が、FJD1=41.93円
となっております。

 通貨が切り下げられた事で、外国からの旅行者は大変旅行しやすくなった様にも思えますが、食材を含む多くの物資を輸入に頼っているフィジーでは、この影響によりインフレが始まっており、観光業においてもホテルの食事や運輸機関の料金に影響が出始めております。

 実際、3食付きで客室料金を設定している離島リゾート等では、料金を値上げしているところもあるので、利用時は事前に料金を確認する必要があります。

 今回の通貨切り下げについては通常の為替変動とは異なり、政府により強制的に行われたものであるとともに予想不可能なものですので、予めご理解ご了承の程、お願いいたします。"


情報提供:株式会社アサヒ・トラベル・サービス日本海外ツアーオペレーター協会