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富裕層旅行に特化したラグジュアリー・マーケティング会社のアール・プロジェクト・インコーポレイテッドはこのほど、バリ島のウブドのラグジュアリーホテルの「ヴァイスロイ・バリ」、およびプーケット島のウェルネス・リゾート「ブンダリカ・ヴィラ・プーケット」と、それぞれマーケティング契約を締約した。これにより、それぞれの施設の日本でのコンシェルジュ/ピーアールデスクを開設。各デスクでは日本でのブランド構築を目的に、富裕層を対象としたマーケティングやピーアール活動とともに、予約・コンシェルジェサービスを提供する。既に同社では、バンコクにある「マドゥジホテル」と同様の契約を締結しており、同社が手がける日本でのコンシェルジュ/ピーアールデスクは全部で3軒になる。
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同社は特に、30代から50代のエグゼクティブ層を主要客としており、マーケティング/ピーアール担当の諸星氏によると「富裕層の求めるニーズが変わっている。他の人が行っていない旅行をしたい人が多い」という。そのため、コンシェルジュではそうした旅行情報を含めたサービスを提供。同社は第3種の旅行業を登録しており、各プロパティへの滞在を含む旅行に付随する航空券などの手配もするという。今後も、同社では1つのデスティネーションに1軒の小規模なラグジュアリーホテルに特化し、同様の契約をしていく考えだ。
なお、ヴァイスロイ・バリはウブドで唯一のスモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドに加盟するホテルで、全11棟のヴィラを有する。また、ブンダリカ・ヴィラ・プーケットは全78室のヴィラとスイートに拡大し、3月16日にリニューアルオープンする。ブンダリカ・ヴィラ・プーケットではリニューアルを記念し、3月16日から10月31日までの滞在を対象に、期間中に2泊予約する人に3泊目を無料で提供する特別宿泊キャンペーンを8月31日まで実施する。
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