ブリティッシュ・エアウェイズ、4月から販売手数料廃止−VSは5%を維持
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は旅行会社に対し、4月1日発券分から国際線のコミッション(発券手数料)を廃止することを決定した。12月から旅行会社向けに書面を配布してきた。理由についてBAでは、日系2社や他の外国航空会社が廃止するなかで、世界的にもゼロコミッションが潮流であることから決定したと説明。ただし、手数料廃止後も旅行会社を「重要なビジネスパートナー」と位置付けており、今回の決定により効果的な収入管理やビジネスの発展につながることへの理解を求めていく考えだ。日本以外の市場でゼロコミッションを導入した際には、旅行会社も利益を得られるビジネスモデルに移行したという。自社発券の手数料収受は以前から開始しており、今後もコールセンターとカウンターでは2000円を徴収、ウェブサイトは無料の体系を維持する。
一方、ヴァージン・アトランティック航空(VS)は、現行通り5%のコミッションを維持する方針だ。欧州系航空会社ではこれまでのところ、BAのほかエールフランス/KLMオランダ航空(AF/KL)、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)、オーストリア航空(OS)が廃止を決定。コミッションを維持する方針を正式に示したのはVSが初めてとなる。
一方、ヴァージン・アトランティック航空(VS)は、現行通り5%のコミッションを維持する方針だ。欧州系航空会社ではこれまでのところ、BAのほかエールフランス/KLMオランダ航空(AF/KL)、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)、オーストリア航空(OS)が廃止を決定。コミッションを維持する方針を正式に示したのはVSが初めてとなる。