クルーズ合同セミナー、旅行会社と双方向の情報交換へ−業界からも関心高く
外国船クルーズ船社の日本地区販売総代理店(GSA)6社は、2月に開催する合同セミナーで「双方向」の情報交換を実施し、クルーズ市場の活性化をはかる。合同セミナーは、これまでも数回にわたって実施してきていた。各社が個別に開催するセミナーも含めて、これまでの内容は船の紹介などが中心であったのに対し、今回は「販売手法」や「販売における問題点」のテーマでパネル・ディスカッションを実施。旅行会社がクルーズを販売する上でのポイントを、GSA各社と旅行会社が議論しつつ探る形式にした。現在、クルーズへの需要は高まりつつあり、3月ごろから日本に寄港するクルーズ船も増えることから、クルーズの活性化につなげる考えだ。
1月16日に開催した共同記者会見で、スタークルーズ日本代表の荒木辰道氏は「クルーズが伸びない理由は、ニッチなマーケットに固執しすぎたため。クルーズ業界は閉鎖的過ぎた」と自戒。ミキ・ツーリスト・クルーズセンター係長の糸川雄介氏も、「これまでの合同セミナーは一方的だった」と語り、「双方向の話し合いにより、旅行会社が直面する問題点をくみ上げて、解消していきたい」と説明した。募集を開始してから1週間の16日の時点で、東京会場では定員の半分が埋まるなど旅行会社側の関心も高いという。
なお、パネル・ディスカッションでは、グループやインセンティブ、FIT、ハネムーナーなど対象ごとの販売手法や、取消料、クルーズ保険、デポジットなど販売時の問題点について議論する。また、ワークショップも併設し、ディスカッションの間にもブースを訪問できるようにし、参加者の立場ごとに自由に時間を使えるようにする方針だ。
▽関連記事
◆外国船社日本総代理店6社、クルーズ・スキルアップ・セミナーを開催(2009/01/08)
1月16日に開催した共同記者会見で、スタークルーズ日本代表の荒木辰道氏は「クルーズが伸びない理由は、ニッチなマーケットに固執しすぎたため。クルーズ業界は閉鎖的過ぎた」と自戒。ミキ・ツーリスト・クルーズセンター係長の糸川雄介氏も、「これまでの合同セミナーは一方的だった」と語り、「双方向の話し合いにより、旅行会社が直面する問題点をくみ上げて、解消していきたい」と説明した。募集を開始してから1週間の16日の時点で、東京会場では定員の半分が埋まるなど旅行会社側の関心も高いという。
なお、パネル・ディスカッションでは、グループやインセンティブ、FIT、ハネムーナーなど対象ごとの販売手法や、取消料、クルーズ保険、デポジットなど販売時の問題点について議論する。また、ワークショップも併設し、ディスカッションの間にもブースを訪問できるようにし、参加者の立場ごとに自由に時間を使えるようにする方針だ。
▽関連記事
◆外国船社日本総代理店6社、クルーズ・スキルアップ・セミナーを開催(2009/01/08)