ペルー、「ワラス空港」改修工事を終え、リニューアルオープン

  • 2008年12月24日
 ペルー最高峰のワスカラン山(6768メートル)を始め、6000メートル級のブランカ山群の麓に位置する「ワラス空港」(Huaraz Airport)が改修工事を終え、リニューアルオープンいたしました。

 同空港はワラスの街から約23キロメートルの場所に位置する小規模の空港で、ペルー空港管理会社(AdP)が今回の改修工事を実施し、空港ターミナル内の施設の改修や空港と市街を結ぶ道路の補修等を行っております。

 ワラスはリマ北部、アンデス山中の標高3028メートルに位置するアンカシュ州の州都で、町の人口は8万人足らずではありますが、乾季となる6〜7月には「ワスカラン国立公園」のあるブランカ山群トレックを目指す世界中のトレッキング愛好家たちで賑わいます。(映画会社「パラマウント社」のオープニングにも使用されているとの説のある「アルテソンラフ山」(Artesonraju)は、ここブランカ山群にあります)

 又、ここワラスは、ワスカラン国立公園と同じ世界遺産にも指定されている「チャビン・デ・ワンタル遺跡」観光の拠点でもあります。

 現在、ワラス空港へはチャーター便のみが就航しており、定期便は就航しておりませんが、空港管理会社では今回の改修工事を終えた同空港への定期便の開設に期待を寄せています。
どうぞご期待ください。

 
情報提供:株式会社ラティーノ日本海外ツアーオペレーター協会