名作映画で巡るニューヨーク(4)−『めぐり逢えたら』

さて、人気のクリスマス映画でしばしば上位にあがる『めぐり逢えたら』。実家のクリスマス・イヴ・パーティの帰り、メグ・ライアン演じるアニー・リードが車の中でラジオを聴いていると、トム・ハンクス演じるサム・ゴールドウィンが電話相談の番組で亡き妻について語っているというところから始まるラブストーリー。サムが西海岸のシアトル、アニーが東海岸のボルティモアと、主役の2人はアメリカの両端に住んでおり、その2人がいつ「めぐり逢える」のかがこの映画の「キモ」だが、その舞台となるのが「エンパイア・ステート・ビル」だ。

この映画でエンパイア・ステート・ビルの展望台は一躍有名になった。『めぐり逢えたら』でも、閉館時間に駆け込んできたアニーが「どうしても探さなければならない人がいる」と言うと、エレベーターの係員が「ケイリー・グラント?」と言ってエレベーターに乗せてくれる。


■エンパイア・ステート・ビル(Empire State Building)
展望台の営業は8:00〜2:00(最終エレベーターは1:15)。年中無休。ただしクリスマス前後は時間変更あり。セキュリティチェックがあり、カメラやビデオはOKだが三脚の持ち込みは不可。その他手荷物はひとつまでなど、制限があるので注意。
http://www.esbnyc.com
■トップ・オブ・ザ・ロック(Top of the Rock)
展望台の営業は8時30分〜0時(最終エレベーターは23時)、年中無休。ただしクリスマス前後は時間変更あり。チケットの購入はウェブ上でも可能。こちらもセキュリティチェックあり。
http://www.topoftherocknyc.com/
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