楽天トラベルは11月17日から、韓国の仁川空港、および金浦空港から宿泊ホテルなどソウル市内の指定場所まで送迎する新サービス「空港シャトル」を開始する。近距離方面の旅行が増加する傾向にあるなか、さらに昨今の円高の影響により、韓国への旅行需要は特にFITが増加。同社の10月の韓国への送客人数は、前年比50％増と大きく伸びている。一方で空港からソウル市内への移動手段となるリムジンバスやタクシー、地下鉄・鉄道は、料金が高いうえに行き先が限定されるなど不便に感じる旅行者が多かったという。

　空港シャトルは利用者の希望日時に指定場所まで送迎するサービスで、混載乗車とチャーター便を用意。8人乗りまでのミニバンで運行し、金浦空港発の場合、混載乗車の片道料金が1800円から、チャーター便が1台3600円から、仁川空港の場合は混載乗車が2900円から、チャーター便が1台5800円からとしている。

　新サービスの開始を受け、11月30日までの予約には記念特価を適用。さらに12月18日までに「楽天トラベル」サイト上でアシアナ航空（OZ）の成田／羽田発の正規割引運賃「OZのまほうSKY」を予約した先着100名に、空港シャトルの往復を無料でサービスする。