一休、業績予想を下方修正、客室単価、販売取扱高など−中間期は増収減益
一休の平成21年3月期第2四半期(平成20年4月1日〜平成20年9月30日)の業績は、営業収益が前年比11.1%増の13億7100万円と増加したが、営業利益は4.5%減の7億1900万円、経常利益は3.4%減の7億3800万円で、純利益は3.6%減の4億3100万円となった。宿泊予約サイト「一休.com」の取扱い施設数はホテルが610施設、旅館が437施設の合計1071施設となり、36施設が増加。手数料収入は10.1%増の21億5800万円となった。しかし、個人消費の軟化により販売宿泊数は3.2%増の約63万泊、販売取扱高は3.3%増の163億円、1室あたりの平均単価は55円減少の2万5857円となった。
一休ではこの消費傾向が当面続くとして、通期の業績を下方修正。「一休.com」では、年間の会員増加数は23万人と従来どおりの予想とするものの、販売単価を2万5395円(前回予想:2万6000円)、販売室数を約123万泊(同:約129万泊)、販売取扱高を311億円(同:336億円)を見込む。また、営業費用は検索結果連動広告の強化や12月からの英語化サイトの開始、さらに「一休.com」「一休.comレストラン」「一休.comショッピング」の収益向上をめざしたシステム開発費用の先行により、13億5500万円(同:12億9600万円)を予想。これにより、通期業績予想を営業利益は9.8%減の13億1100万円(同:15億3500万円)、経常利益は8.3%減の13億5500万円(同:15億5700万円)、当期純利益は8.6%減の7億8900万円(同:9億900万円)に修正した。
一休ではこの消費傾向が当面続くとして、通期の業績を下方修正。「一休.com」では、年間の会員増加数は23万人と従来どおりの予想とするものの、販売単価を2万5395円(前回予想:2万6000円)、販売室数を約123万泊(同:約129万泊)、販売取扱高を311億円(同:336億円)を見込む。また、営業費用は検索結果連動広告の強化や12月からの英語化サイトの開始、さらに「一休.com」「一休.comレストラン」「一休.comショッピング」の収益向上をめざしたシステム開発費用の先行により、13億5500万円(同:12億9600万円)を予想。これにより、通期業績予想を営業利益は9.8%減の13億1100万円(同:15億3500万円)、経常利益は8.3%減の13億5500万円(同:15億5700万円)、当期純利益は8.6%減の7億8900万円(同:9億900万円)に修正した。