商船三井客船、にっぽん丸の09年度は片道クルーズ増−約款を一部改定へ
商船三井客船(MOPAS)はこのほど、にっぽん丸の2009年度のクルーズを発表した。MOPAS代表取締役社長の萩原節泰氏は、「経済状況などが不透明な先行きで、不安の種も多数あるが、消費者の支持を得ることが取るべき唯一の道」と語り、寄港地観光や食事、季節感などにこだわったクルーズを設定したと説明した。また、短期間や片道のクルーズを増加して、旅行会社がパッケージに組み込みやすくしており、旅館での宿泊などと組み合わせた独自の商品の造成を期待を示した。
2009年11月からの4ヶ月間に大規模な改装を予定しているため、商品の設定期間は4月から10月のみ。海外のコースは、4月から6月にかけて実施する68日間の「南米と南洋の楽園クルーズ」と8月の8日間「済州島と海峡花火・阿波踊りクルーズ」、9月の3日間「初秋のサハリンクルーズ」の3コース。人気の高い「飛んでクルーズ北海道」は3コースを設定しており、「見て、感じて、食べて、北海道を全身で体験できる」内容という。また、6月29日に出航する5日間の「初夏の三陸・函館クルーズ」は、函館港の開港150周年の記念ツアーで、函館港では記念イベントが予定されているという。
なお、MOPASでは、年内に運用約款を改定する予定だ。6月11日から6月12日に実施する「神戸のんびりワンナイトクルーズ」から適用する。変更点は、例えば、申し込みの拒絶や締結済みの契約の解除の対象となる船客としてあげている「乗船中に妊娠6ヶ月を経過する者」を削除。6ヶ月以上であれば安定期であることもあり、今後はこれに替わる社内規定を策定し、問い合わせベースでクルーズごとに可否を判断する予定。また、これまで規定されていなかった海外クルーズのフライ&クルーズの場合の取消料を規定。このほか、禁止行為として「本線内で電動車椅子を使用すること」と「車椅子に乗ったままテンダーボート・通船等に乗船すること」を追記した。これは、現在でも安全確保のために断っているものの、約款で明記することとした。
※訂正案内 (編集部 10月31日 14時20分)
・2段落目
前 「飛んでクルーズ北海道」は3コースを設定
↓
後 「飛んでクルーズ北海道」は4コースを設定
2009年11月からの4ヶ月間に大規模な改装を予定しているため、商品の設定期間は4月から10月のみ。海外のコースは、4月から6月にかけて実施する68日間の「南米と南洋の楽園クルーズ」と8月の8日間「済州島と海峡花火・阿波踊りクルーズ」、9月の3日間「初秋のサハリンクルーズ」の3コース。人気の高い「飛んでクルーズ北海道」は3コースを設定しており、「見て、感じて、食べて、北海道を全身で体験できる」内容という。また、6月29日に出航する5日間の「初夏の三陸・函館クルーズ」は、函館港の開港150周年の記念ツアーで、函館港では記念イベントが予定されているという。
なお、MOPASでは、年内に運用約款を改定する予定だ。6月11日から6月12日に実施する「神戸のんびりワンナイトクルーズ」から適用する。変更点は、例えば、申し込みの拒絶や締結済みの契約の解除の対象となる船客としてあげている「乗船中に妊娠6ヶ月を経過する者」を削除。6ヶ月以上であれば安定期であることもあり、今後はこれに替わる社内規定を策定し、問い合わせベースでクルーズごとに可否を判断する予定。また、これまで規定されていなかった海外クルーズのフライ&クルーズの場合の取消料を規定。このほか、禁止行為として「本線内で電動車椅子を使用すること」と「車椅子に乗ったままテンダーボート・通船等に乗船すること」を追記した。これは、現在でも安全確保のために断っているものの、約款で明記することとした。
※訂正案内 (編集部 10月31日 14時20分)
・2段落目
前 「飛んでクルーズ北海道」は3コースを設定
↓
後 「飛んでクルーズ北海道」は4コースを設定