中山道・柏原宿で歴史散策と食べ歩き 11月16日にイベント

 滋賀県・湖北地域の食文化を研究する市民グループが11月16日、米原市の旧中山道「柏原宿」で歴史散策と郷土料理を楽しむイベントを行う。現在参加者を募集している。定員は20人。

 グループは、米原市を拠点に活動する「どんべの会」。ルッチ大学という市民大学を受講していたメンバーで立ち上げ、これまでにも湖北地域で開かれている祭りやツアーなどに参画し郷土料理を提供してきた。

 11月16日のイベントは、東西13町(約1.5キロ)に及び中山道の中でも大規模な宿場町だった柏原宿で実施する。往時の柏原宿は、伊吹もぐさの産地として十数軒のもぐさを商う店が軒を並べていたという。現在は1軒が営業するのみだが、宿場内は現在も常夜灯や古い町並みが残っている。

 当日は10時に柏原宿歴史館に集合し、ボランティアガイドの案内で柏原宿を中心に散策する。昼食は、メンバーが作る「やいと御膳」。参加料は1人2000円。

 どんべの会では「日常の喧騒を離れ、街道から伝わってくる風景の静けさ、温かさを肌で、舌で感じながら、歴史散策に参加しませんか」と呼びかけている。


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情報提供:トラベルニュース社