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ハワイ・リゾートウエディングが人気、92%がハネムーン希望−JTB調査

  • 2008年10月10日
 ジェイティービーが首都圏、中京圏、関西圏在住の20代から30代前半の未婚女性1000名を対象に実施した「ウエディング&ハネムーン意向調査」によると、海外や国内のリゾートウエディングが挙式スタイルで最も人気が高く26.2%であった。そのほか、国内結婚式場が16.2%、教会や神社が14.1%、ハウスウエディングやレストランウエディングが11.8%と続いた。JTB首都圏の受注件数においても、2007年度は前年比1.7%増、海外旅行者数が弱含みに推移している今年10月、および11月のリゾートウエディングは前年並みで安定しているという。理由は「憧れ」が64.1%と最も多く、そのほか「限られた人だけを呼びたい」(44.5%)「自分たち中心の挙式にしたいから」(27.3%)など挙式する2人を主役に最高の思い出を作り、親や近親者へのお礼がしたい、心から祝福されたいという意見が集中した。

 希望地はハワイ(32.3%)、ヨーロッパ(13.2%)、沖縄(11.4%)が上位3位を占め、そのほかバリ島やモルディブなどのビーチリゾートが挙がった。ハワイはロケーションや料金帯など選択肢が多く、日本人向けのサービスも充実しており、同行者も気軽に参加できる点が人気を集めた。沖縄は交通の便がよく、長い休暇を取らなくても招待客が参加できることが評価され、2007年の挙式数は20.4%増、列席者を含めると約15万3000人がウエディング目的で沖縄を訪問したと推計されている。

 また、結婚希望者の挙式希望者が77.7%であるのに対し、ハネムーン希望者は92%にのぼった。希望地はヨーロッパ(31.8%)、ハワイ(9.5%)、沖縄(7.7%)で、ヨーロッパでは特にイタリアが人気で、オーダーメイドハネムーンも人気で、挙式だけでなくハネムーンにもこだわる人が増えているという。ハネムーンの時期は挙式とは切り離し、週末や短期間の休暇で式を挙げ、ハネムーンは2人の休暇や旅行費用を調整する傾向が高まっている。ただし、挙式もハネムーンも、気候がよく休みが取りやすいほか、旅行費用も比較的安価になる10月から11月を希望する人が最も多かった。


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