ジェイティービーと契約を締結する全国のお土産店の組織「JTB旅行スタンプ加盟店連盟」は、第5回日本おみやげアカデミー賞を決定した。これは付加価値の高い土産品の開発を促すために1999年から隔年で実施するもの。今回のグランプリには、山口県の観光会館安富屋の「萩化粧鉢『心あわせ』萩焼きのサラダボール」を選定。日本三大陶器の一つとされる萩焼でハートの形を作っっており、「やさしい形状が使う人の心を優しく包み込んでくれる」と評価した。

　今回は食品・非食品部門合計で384点が集まり、第1次審査は日本観光協会主催の「2008年旅フェア」会場で実施。全商品を展示してアンケートで来場者の人気を調査したうえで、立教大学名誉教授前田勇氏ら各業界の有識者からなる審査選考委員会で204点に絞り込んだ。第2次審査で再度、審査選考委員が試食などを実施し、グランプリのほかアイデア賞、デザイン賞、ネーミング賞、地域文化賞などを決定。受賞商品は下記ウェブサイトで発表している。

　なお、第1次審査の人気投票の結果は、「旅先でおみやげとして買ってみたい賞」とし、食品部門では「生タラバガニ足カット」、非食品部門では沖縄の「夢グラスシリーズ」が1位に入った。


▽第5回日本おみやげアカデミー賞受賞商品一覧
http://www.omiyageclub.com/award/award05/goods.html