JALホテルズ千代社長、国内外のネットワーク拡充と企業価値向上に注力

  • 2008年9月12日
 JALホテルズ代表取締役社長の千代勝美氏は9月11日に開催したプレスレセプションの席で、今後の事業展開として「国内外のチェーンネットワークの充実」と「ブランド力の向上による、企業価値の向上」の2つの方向性を示した。

 チェーンネットワークの充実では、ビジネス需要をにらみ、現在展開を進めている中東や中国のほか、インドでの開業も「早いタイミングでまとめたい」と意欲を示す。また、企業価値の向上については、「サービスの源泉となるスタッフが想像性や夢を持ち、互いに共有すること」をめざす同ホテルの基本運営理念「オリジン8(エイト)」運動を継続することで、組織の活性化と人材育成につながるとアピールする。

 千代氏は今年6月23日付けで代表取締役社長に就任。就任後、バンコクやシンガポール、シドニー、マニラなどへの新規開業の意欲を示していた。


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