日本航空、路線再編を追加発表、関空/杭州線デイリー化も中国2路線で運休

  • 2008年9月5日
 日本航空(JL)は、下期の路線便数計画を追加で変更、10月26日から実施する。国際線では、関空/杭州線を週3便からデイリー運航に増便する一方、成田/西安線の週2便と関空/青島線の週4便をそれぞれ運休する。成田/西安線については、レジャー需要が強いことから収益性の観点が運休の大きな要因となった。国内線は、中部/石垣線を新たにデイリー運航で就航し、復路は那覇経由に設定。さらに松山/那覇線は週4便からデイリー運航に増便する。いずれも2009年2月1日から日本トランスオーシャン航空(NU)が運航する。

 今回の追加変更により、下期の変更は国際線が5路線の増便と5路線の運休、国内線では1路線の新規開設と6路線の増便、4路線の減便と12路線の運休となる。


▽関連記事
関空・平野副社長、日系2社の減便「厳しい」−金浦線などアジア路線に期待(2008/08/19)

全日空、座席供給量6.4%減、路線再編を正式決定−20億円超の費用減見込む(2008/08/07)

日本航空、国際線でアジア中心に22便増−運休は来上期分含め3路線21便(2008/08/07)