キャセイパシフィック航空（CX）はこのほど、2008年度下期（2008年10月1日〜2009年3月31日）の正規割引運賃「はやトクん」を設定した。下期は「はやトクん14」で新たにインドのバンガロール、インドネシアのスラバヤ、10月26日から香港ドラゴン航空（KA）が就航するハノイを追加した。これにより「はやトクん14」を設定している都市は30都市となる。追加した3都市では、堅調なビジネス需要をさらに取り込みたい考えで、ハノイはレジャー需要も期待している。また、スラバヤには出発当日まで購入可能な「エコ割」も追加設定する。さらに、東京／台北線に従来の「はやトクん14」に比べ約1万円から2万円料金を下げた「スーパーはやトクん14」を設定し、レジャー需要の取り込みをはかる。

　「はやトクん」シリーズは定番の商品に加え、マーケットの需要に柔軟に対応するため、ゴールデンウィーク前や夏休み前などの期間限定の運賃を設定したことで、上期の売上げは堅調に推移した。下期も引き続き需要にあわせた運賃を積極的に打ち出し、需要の喚起と取り込みをめざす方針だ。

　なお、オンラインでの申込みに適用する「WEB割」は、下期では設定しない。


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