海外在留邦人数は2%増の108万5671人、中国の伸びは一段落

  • 2008年9月3日
 外務省によると2007年10月現在、3ヶ月以上海外に在留する在外邦人数は前年比2.07%増の108万5671人であった。海外在留邦人数の多い国は、アメリカが37万4732人(前年比1.17%増)で最も多く、次いで中国の12万7905人(1.98%増)、英国の6万3526人(4.57%増)、オーストラリアの6万3459人(7.04%増)、ブラジルの6万1527人(5.05%減)と続く。都市別では、ロサンゼルスが6万1336人(3.57%増)、ニューヨーク都市圏が5万1705人(15.74%減)、上海が4万7794人(8.65%増)、バンコクが3万1616人(5.67%増)、ロンドンが2万8787人(8.23%増)となっている。このうち、国別、都市別とも、邦人数が急激に伸びていた中国方面については、伸び率の上昇が一段落する傾向があるという。一方で、絶対数は少ないものの、中東、アフリカ地域が15%増と大きな伸び率を示している。