日本/サウジアラビア航空協定が締結、2国間の交流活性化に期待

  • 2009年8月20日
 サウジアラビアのジェッダで8月18日、「航空業務に関する日本国とサウジアラビア王国の間の協定(日・サウジアラビア航空協定)」が署名された。同協定は日本とサウジアラビア間の定期航空路線の開設、および定期航空業務の安定的運営を可能とするもの。これにより、今後、日本最大の原油供給国であり、ビジネスが活況のサウジアラビア間の路線開設が期待される。

 ただし、輸送力などを決める航空当局間協議に向けては、国土交通省によると現在は本邦航空会社から路線開設の要望がなく、サウジアラビア側からも協議開催に向けた申し入れはないという。

 なお、日本/サウジアラビア間は行政認可としてサウジアラビア航空(SV)が2006年9月にジェッダ/リヤド/関空間に就航したが、1ヶ月ほどで運休していた。


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