大阪商工会議所と堺商工会議所は9月から11月、魔法瓶やたこ焼き器など大阪に根付く産業の現場を巡る産業観光ツアーを実施する。産業を大阪観光の新しい魅力と位置付け、大人が楽しめる社会見学を提案する。

　コースは6つ。11月7日は象印・まほうびん記念館で魔法瓶の進化を学び、ガラス製造会社で魔法瓶の中瓶の製造工程を見学する。11月19日の「大阪名物コース」では、ガスたこ焼き器メーカーでたこ焼き器の技術に触れるほか、大阪市環境局舞洲工場を訪れ環境対策を学ぶプログラムも組み込んだ。

　9月5日は大阪ガスと読売新聞を訪れるコース、9月17日は河内ワインの製造現場を見学するワイナリーコース、10月3日は中古車のオークション会場など大阪南港周辺を巡るコース、10月16日は、堺市で自転車博物館や堺の歴史を学ぶコースを実施する。

　実施日は、9月5日、17日、10月3日、16日、11月7日、19日。現在、参加者を募集しており、定員は各コースとも先着10人から20人で満15歳以上が対象。料金は1人500円（交通費、入館料などは別途必要）。

　問い合わせは、大阪商工会議所地域振興部：電話06-6944-6323。


情報提供：トラベルニュース社