日本旅行業協会（JATA）は6月26日に日中交流推進特別委員会を設置、第1回会合を開催し中国への旅行需要回復へ向けた視察団を派遣することを決定した。会合では、視察団派遣の概要や日中交流促進のための植樹プロジェクトなどについて話し合い、7月21日にはJATA理事長の柴田耕介氏を団長に、JATA会員会社6社の代表者で構成した先遣団を派遣して安全確認を実施。8月26日には、航空会社や旅遊局、マスコミなどを含め100名以上で構成する「中国四川省震災復興支援視察団」を派遣する。このほか、日本市場に向けた中国各省の説明会の開催や中国19都市へのプロジェクトなどを夏以降に展開する予定だ。



▽日中交流推進特別委員会メンバー
委員長：ジェイティービー（JTB）代表取締役社長　田川博己氏
副委員長：日本旅行代表取締役専務　鈴木勝雄氏、近畿日本ツーリスト専務取締役　越智良典氏
推進委員：旅行会社17社、国土交通省、JATA、全国旅行業協会（ANTA）、航空会社などから総計21名