ホーランドアメリカライン（HAL）は来年、アラスカのクルーズツアーを提供する。これは、アラスカのアメリカ合衆国加盟50周年を記念したもので、アラスカの荒野や野生生物、歴史などを中心とし、10泊から20泊までの29コースを設定する。中でも20コースに組み込む、デナリ国立公園ゲート近くのロッジでの2泊と、ガイド付きの野生動物探検ツアーを実施する「ダブルデナリ」が、これまでに引き続きアラスカクルーズの特徴だという。例えば、6コース設定したグレートランド・クロンダイク・クルーズツアーでは、11泊から15泊のデナリ国立公園、ドーソンシティへのアドベンチャーツアーとトゥームストン準州立公園、フェアバンクスなどでのユーコンリバークルーズを提供する。

　HALはアラスカクルーズの強みとして、例えばグレーシャーベイ国立公園に入る船の数に制限がある中で最も多く入っている実績を挙げ、今後もアラスカクルーズを重視し、強化していく。