コスタクルーズ、日本に寄港中のアレグラで旅行会社向けの見学会を実施
コスタクルーズは6月30日、東京・晴海埠頭に寄港中のコスタ・アレグラで業界向けに船内見学会およびプレゼンテーションを実施、今後の方針や変更点を伝えた。アレグラは香港発のロングクルーズの途中で、首都圏の来航は初めて。1992年に就航し、2006年にはアジアクルーズにあわせ、ダンスホールからテーブルを中心としたカジノに変更するなど各所で改修をした。
セミナーでは2009年6月から就航する2隻の新造船「パシフィカ」と「ルミノーザ」を含む2008年度冬季からのスケジュールや、2009年度のレギュレーションの変更点を説明した。2隻の新造船は6月にジェノバで命名式を行ない、パシフィカは西地中海7日間のクルーズへ、ルミノーザはベニス発の東地中海10日間、ローマ発の北欧クルーズへ出航する。2012年までに55億ユーロ(約9000億円)を投資し、これら2隻を含む5隻の新造船を投入、合計17隻に拡大する。これにあわせ航路も拡大する方針で、昨年好評だったインド洋、ドバイに加え、来年は北米航路も設定した。
また、アジアクルーズ市場は各社が力を入れており、3年目を迎えるコスタクルーズも積極的にプロモーションを展開する。2009年には14泊のロングクルーズでアレグラを、ショートクルーズでクラシカを投入、香港やシンガポール発着を中心に2隻体制でコースを設定した。
日本地区代理店を務めるオーバーシーズトラベル(OTA)によると、日本で最も人気のあるフォーチュナによるエーゲ海7泊のコースをはじめ、インド洋14泊コースなどコースによってはすでに団体用にはキャビンが確保できないので、FIT向けの案内、類似コースの案内などを勧めている。
09年度から、コスタ保険を現行の13米ドルから15米ドルに値上げするほか、船内チップは8泊以下のコースで1泊6.5ユーロに、9泊以上のコースで1泊5ユーロとなる。また、取消料についても、これまでは出発60日前までかからなかったが、FITの場合は予約確定後のキャンセルは50米ドルを徴収する。そのほか、客船でのクレジットカード登録は、アメリカン・エキスプレスの利用が出来なくなり、ビザとマスターの2種類のみとなる。さらに、カード番号などの表記に凹凸のない電子カードも原則として利用不可となる。
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◆コスタクルーズ、08年冬から09年夏のスケジュール決定−アジアは2隻体制に(2008/04/03)
◆コスタクルーズ、新造船ルミノーザを北欧に配船−5月は地中海クルーズ(2008/03/03)
◆コスタクルーズ、2009年に新造船「コスタパシフィカ」就航へ−西地中海に配船(2008/02/28)
◆コスタクルーズ、2隻新規発注で2012年には合計17隻に−キャビン数は1506室(2007/10/25)
※記事を一部、訂正しています (編集部 午前12時00分)
セミナーでは2009年6月から就航する2隻の新造船「パシフィカ」と「ルミノーザ」を含む2008年度冬季からのスケジュールや、2009年度のレギュレーションの変更点を説明した。2隻の新造船は6月にジェノバで命名式を行ない、パシフィカは西地中海7日間のクルーズへ、ルミノーザはベニス発の東地中海10日間、ローマ発の北欧クルーズへ出航する。2012年までに55億ユーロ(約9000億円)を投資し、これら2隻を含む5隻の新造船を投入、合計17隻に拡大する。これにあわせ航路も拡大する方針で、昨年好評だったインド洋、ドバイに加え、来年は北米航路も設定した。
また、アジアクルーズ市場は各社が力を入れており、3年目を迎えるコスタクルーズも積極的にプロモーションを展開する。2009年には14泊のロングクルーズでアレグラを、ショートクルーズでクラシカを投入、香港やシンガポール発着を中心に2隻体制でコースを設定した。
日本地区代理店を務めるオーバーシーズトラベル(OTA)によると、日本で最も人気のあるフォーチュナによるエーゲ海7泊のコースをはじめ、インド洋14泊コースなどコースによってはすでに団体用にはキャビンが確保できないので、FIT向けの案内、類似コースの案内などを勧めている。
09年度から、コスタ保険を現行の13米ドルから15米ドルに値上げするほか、船内チップは8泊以下のコースで1泊6.5ユーロに、9泊以上のコースで1泊5ユーロとなる。また、取消料についても、これまでは出発60日前までかからなかったが、FITの場合は予約確定後のキャンセルは50米ドルを徴収する。そのほか、客船でのクレジットカード登録は、アメリカン・エキスプレスの利用が出来なくなり、ビザとマスターの2種類のみとなる。さらに、カード番号などの表記に凹凸のない電子カードも原則として利用不可となる。
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※記事を一部、訂正しています (編集部 午前12時00分)