ドバイ・ショッピング・フェスティバル・オフィスは6月19日から8月22日まで、夏季の旅行需要喚起を目的とした観光プロモーション「ドバイ・サマー・サプライズ」（DSS）を開催する。11回目を迎える恒例のイベントで、昨年は216万人が訪問、総消費額は約32億UAEディルハム（約960億円）を上回ったという。これまでドバイを訪れる日本人は、旅慣れた女性やハネムーナーが多かったが、同イベントで子供向けのイベントやマスコットキャラクター「モデッシュ」のテーマパークが登場することなどから、夏はファミリーでの訪問も増えているという。

　今年は、ドバイの20軒以上のスパや大手ショッピングモールが参加。特にスパでは期間限定の特別トリートメントや割引特典を用意した。中でも人気なのは、スワロフスキーが主催するアラブ女性の民族衣装「アバヤ」のファッションショーで、このほか市内の主要なショッピングモールで特別セールが開催される。さらに、豪華賞品で有名なくじ引き「ドバイ・サマー・サプライズ・ラッフル」では、2009年モデルのBMWや現金10万ディルハム（約300万円）を抽選でプレゼント。また、今年から、これまで1週間にひとつのテーマで企画していたサプライズイベントを、1日おきに開催する。