JTBワールドバケーションズ（JTBWV）はルックJTBで4日から、日本航空（JL）のチャーター便を利用した「中世浪漫あふれる中欧」の販売を開始する。通常の乗継便よりも2時間から5時間の短縮となり、さらにブダペスト着でプラハから帰国するなど往路の到着地と復路の出発地となる都市を別にするオープンジョーにより、効率的な行程を組んでいる。ウィーンに宿泊するコースでは、シェーンブルン宮殿を一般開館時間後にゆとりをもって見学でき、宮殿敷地内のレストランでの夕食、オランジュリー館のコンサートが含んでいる。

　設定日は7月23日、30日、8月6日、13日で、料金は、「ザルツブルグに泊まるハンガリー・オーストリア・チェコ9日間」の7月23日発の場合、37万9900円。全5コースで、4月30日までに申込むと1万円割引となる。

　同社の中欧の周遊ツアーの取扱人数は2年連続で20％増。また、昨年実施した同様のツアーの参加者の約80％が45歳以上で、そのうち約20％は60歳以上であるため、旅程にゆとりを生むことができる直行便の利用を強調し、全席完売を目指す。