観光活性化フォーラム
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パプアニューギニア、ナショナル・マスク・フェスティバルが開催

  • 2008年4月3日
 パプアニューギニアでは7月16日から19日まで、「ナショナル・マスク・フェスティバル」が開催される。600の島からなるパプアニューギニアでは、それぞれに異なった文化と言語を持つ。そこで政府は1995年から同フェスティバルを開始し、国内の民族が自分達の文化をアピールする場となっている。

 パプアニューギニアのマスクは代々、村や家に伝わるもので、民族の力の源ともいえる重要なもの。その歴史は長く、何千年も前からといわれているが、欧米の考え方やキリスト教の影響で減少しているという。それを危惧したパプアニューギニア政府の文化観光部が同フェスティバルの開催を決定し、いまでは国内外から約1万人の観光客が訪れるという。

 会場では民族のマスクとともに、民族舞踊を披露。そのほか、木彫りや服などの手作りの民芸品も販売される。