ウィラー・トラベル、安全運行協議会を開催、マナー向上委員会設置など決定

  • 2008年3月25日
 ウィラー・トラベルは、企画実施する高速ツアーバス「ウィラーエキスプレス」の安全運行体制の強化と充実に向け、第2回「安全運行協議会」を開催した。この協議会は、ウィラー・トラベルとパートナーシップ契約を締結するウィラーエキスプレス運行バス会社の代表者で構成し、高速ツアーバスの運行業務での安全意識の徹底、安全チェックの仕組みづくりを協議するもの。今回は、第1回で定めた安全基準規定の見直しなどについて協議したほか、乗務員の代表で構成する「マナー向上委員会」と、運行管理者間で安全に関する問題点の共有などをねらった「運行管理者安全共有会」の設置を決定した。

 このうち、マナー向上委員会では、乗務員マニュアルと乗務員マナー講習を徹底することを決定。また、アルコールに対する乗務員への意識の徹底と、点呼時のチェック体制の強化も取り組む。さらに、事故防止のため、各社の事故情報と車両故障情報を共有する仕組みづくりも進める方針だ。