DS模擬問題:オランダ編

  • 2008年3月17日

問 オランダにある世界最大のチューリップ公園「キューケンホフ公園」の開園期間は次のどれか

 A 2月下旬から4月下旬
 B 3月下旬から5月下旬
 C 4月下旬から6月下旬
 D 5月下旬から7月下旬


  ――正解は最下行へ

ココに注目!


▽最もオランダらしい庭園「キューケンホフ公園」

 キューケンホフ公園は32ヘクタールもの敷地に、チューリップやヒヤシンス、水仙など700万株もの球根花が咲き誇る、世界最大の球根花の庭園。そのうち100種450万本がチューリップで、日本人にとっては最もオランダらしさが感じられる庭園ともいえる。いずれもひとつひとつ丁寧に人の手で植えられており、花が咲きそろったときの美しさは格別。春の花をそろえているため、開園期は毎年3月下旬から5月下旬まで。この期間のオランダ旅行には、ぜひともキューケンホフ公園の春の美しさを伝えたい。

 また、花だけでなく、さまざまな彫刻などのアートコレクションも点在。園内には15キロにもおよぶ歩道が整備され、花やアートを愛でながら散策を楽しむことも可能だ。また、各種ガイドツアーやフラワーアレンジメント、絵画などのワークショップも実施される。このほか、オリンピックイヤーの今年は「中国−2008年北京オリンピック」をテーマに、各種イベントや展示を企画。中国らしいデザインをあしらった花のモザイクや中国風の庭園、オリンピック展示コーナー、中国産の球根花など、中国の文化や歴史を絡めたイベントやショーなど、盛りだくさんの催しが用意されている。

キューケンホフ公園 http://www.keukenhof.nl/
 2008年開催期間 3月20日〜5月18日 午前8時00分〜午後7時30分


▽花のデスティネーション・オランダ

 オランダには風車や芸術、アートなどを中心に、さまざまな観光スポットが多いが、特に日本人に人気のある観光テーマの一つといえば、花や庭園だろう。キューケンホフ公園のほか、オランダには各種の花の名所、イベントが多く、熟年・シニアの女性を中心に、多くの旅行者を惹きつけている。

・アッペルテルンのモデルガーデン
 ドイツ国境に近い、ティールとナイメーヘンの中間に位置する小さな町アッペルテルンは、160ものモデルガーデンが点在する、まさに庭園の町。そのなかに8ヘクタールの敷地を誇る、オランダ最大のモデルガーデンがある。著名なデザイナーや園芸家などが庭園を制作し、最新のトレンドが反映されているのが特徴。カフェやレストランもあり、ゆったりと花々を楽しむことができる
 アッペルテルン http://www.appeltern.nl/

・春の花パレード
 チューリップやヒヤシンスなど、春を代表する球根花で作ったカラフルな山車が見もの。北海沿岸地方のノールドワイクからアムステルダム近郊のハーレムまで、40キロメートルの道のりを練り歩く。午前9時半に出発し、ゴールの到着は夜8時20分ごろ。1日かけてパレードし、オランダに春を告げるイベントとなっている。
 春の花のパレード http://www.bloemencorso-bollenstreek.nl
 ※2008年の開催日は4月26日





正解 B