現地レポート−サンピークス、金メダリストとダイナミックなスキーを堪能

コースは全体の50%以上が中級向け。初心者でも3つの山すべての山頂からビレッジまで滑走できる様にレイアウトされている。ビレッジの収容人数に比べ、スキー場の規模が大きいため、どこを滑ってもスペースが感じられるのも魅力だ。将来的にスキーエリアはさらに2つの山を加えて拡張する予定だという。
アトラクションやアクティビティも豊富。特に、注目したいのが金メダリストと滑る無料のマウンテンツアー。サンピークスのアイコン的存在となっているスキーヤーのナンシー・グリーンさんは、1968年のグルノーブル冬季五輪の金メダリスト。カナダを代表する女性アスリートとして今も人気が高い。サンピークスのビレッジにある「ナンシー・グリーン・ロッジ」に住み、リゾートのスキー・ディレクターとして活躍。スキー場やビレッジにも頻繁に見かけるほど。ナンシーさんと滑るツアーはほぼ毎日おこなわれており、予約は不要。午後1時にリフト乗り場に集合するだけという気軽さもうれしい。
冬だけでなく、春から秋にかけてもアクティブに過ごせる通年リゾートとして人気がある。特にスキー場のリフトと斜面を利用し、26のレベル別コースがあるバイクパークには若者を中心にファンが多い。このほか、ゴルフ、ハイキング、乗馬、カヌーなど、人気のアウトドアスポーツはほとんど揃っている。花火やアイスワインフェスティバルなど、一年を通じて様々なイベントが開催されるのも、人気リゾートならではといえる。
新しいコンドミニアムもオープン
ロマンチックなシャレー風の建物が並ぶビレッジはスキー場の中にあり、ほとんどの宿泊施設でスキーイン&スキーアウトが可能だ。ビレッジ中心にあるホテル、コンドミニア

ちなみにこの2月にはデルタホテルに連結して新しくデラックスタイプのコンドミニアム、デルタ・レジデンスがオープン。また来シーズンには1階にショップやレストランなどが入った新コンドミニアム、クッカバラ・ロッジもオープン予定だ。サンピークスでは事前予約により、日本語ガイドサービスもアレンジしている。空港とリゾート間の送迎、チェックインサービス、ビレッジのオリエンテーション、半日のマウンテンツアー、アクティビティ予約のアシストなどを行うフルサービスで、1日ひとり99ドル(10人以下のツアーの場合)で予約可能。
ウィスラーの人々か休暇で訪れるリゾート
サンピークスは、1961年にトッド・マウンテン
という小規模スキー場としてスタート。1992年に
日本ケーブル社の所有となり、本格的なリゾート
開発が行われてきた。取材時にちょうど日本から
来訪中だった日本ケーブル社長の大久保雅由社長
に、リゾートについて話を聞くことができた。
「私どもは、ウィスラー・ブラッコムの経営に
も一部関わっているが、そのウィスラーの人々が
休暇で遊びにくる場所が、実はサンピークス。静
かで落ち着いた空気と、また北米の有名リゾート
にはないアットホームな雰囲気がある。ビレッジ
もほどよい規模で、よりカナディアンなリゾート
といってもいいかもしれない。ファミリーやシニ
アがゆっくりと訪れるには最適な場所だ」と、述
べた。
▽基本データ
●スキー場
スキー場面積 1488ヘクタール
山頂部標高 2080メートル
ビレッジ標高 1255メートル
ベース部分標高 1199メートル
コース数 121本
難易度 初級10%、中級58%、上級32%
最長コース 8キロメートル
ナイトスキー なし
平均年間降雪量 5.59メートル
シーズン 11月中旬〜4月上旬
●ビレッジ
宿泊収容人数 約7000人
レストラン 21ヶ所
●アクセス
最寄りのカムループス空港からは車で45分。カムループスをはじめ、バーノン、ケローナからもシャトルバスが運行。カムループスへはバンクーバーから国内線で約1時間のフライト。このほか、近隣のビッグホワイト、シルバースターからのシャトルバス、そしてウィスラーからのシャトルバスも運行。ウィスラーからは所用時間約5時間。
▽サンピークス http://www.sunpeaksresort.com