日中航空協議、27日から済南で開催−羽田/北京南苑チャーターも意見交換へ
日本と中国の航空当局間協議が2月27日から29日の3日間、中国・済南で開催される。今回の協議では、日中航空関係の中期的枠組みについて協議するほか、北京オリンピックに向けて冬柴鐵三国土交通大臣が提案した、羽田/北京南苑間の旅客チャーター便などについても意見交換を実施する。日本側の代表団は国土交通省大臣官房審議官の前田隆平氏ほか、中国側は中国民用航空総局国際合作司長の李江民氏ほか。
中長期的枠組みの協議は、日本側の成田と羽田空港再拡張と、中国側の北京と上海空港の第3滑走路完成をにらんだもの。航空局国際航空課によると、2007年の武漢での協議以来交渉がまとまっておらず、今回も中国側が北京オリンピックに集中しているため、見通しは不明という。また、南苑空港も軍が管理者であり、中国側の進捗が伝わって来ておらず、「今回の交渉で直接確認する」という。オリンピックに間に合わせるためには、「座席販売などを一切考えず、事務面だけで言えば6月末に決定しても飛べる」という。
中長期的枠組みの協議は、日本側の成田と羽田空港再拡張と、中国側の北京と上海空港の第3滑走路完成をにらんだもの。航空局国際航空課によると、2007年の武漢での協議以来交渉がまとまっておらず、今回も中国側が北京オリンピックに集中しているため、見通しは不明という。また、南苑空港も軍が管理者であり、中国側の進捗が伝わって来ておらず、「今回の交渉で直接確認する」という。オリンピックに間に合わせるためには、「座席販売などを一切考えず、事務面だけで言えば6月末に決定しても飛べる」という。