Ism、セミナー開催、希少価値のある素材の説得力をアピール

セミナーでは、チャーチル周辺でしか一緒に見られない、シロクマとベルーガを鑑賞するツアーや、ホテルレベルのサービスのある山小屋に泊まりロッキーを満喫する旅、イヌイットと交流できる北極圏冒険クルーズなどを紹介。欧米人向けには40名のところ、日本人向けに20名催行でゆとり感のあるシロクマ鑑賞ツアーも用意した。野口氏は「希少価値が高い素材は説得力がある」と、目の肥えた客層に対する訴求力をアピールした。
なお、セミナーにはカナダ観光局(CTC)、エア・カナダ(AC)、ブリティッシュ・コロンビア州観光局、マニトバ観光局、ヌナブト準州観光局も協賛。ACの日本地区旅客営業マーケティング部長の中田茂氏は、カナダドルの高騰で観光客が減少していることに言及し、「為替に左右されない商品造成が必要。今すぐに出かけたくなる仕掛けが必要で、イズムの商品には旅行者の肩を押す要素が詰まっている」と語った。