ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ、デューク・カハナモク・ラグーン再開へ

  • 2007年10月29日
 ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチ・リゾート&スパは11月下旬、デューク・カハナモク・ラグーンを再オープンする。これは同ホテルと、ヒルトン・グランド・バケーションが共同で、15億ドル(約1716億円)をかけて実施する大規模なリニューアルの一環で、工事着工のため、同ラグーンは閉鎖していた。

 同ラグーンは1950年代前半、ハワイアン・ビレッジの開発計画の一環として開発。オープン後は多数の来客が海水浴を楽しんだが、年月を経てフグ、クラゲなど海中生物が生息するとともに有機物質の分解で海水の透明度が悪くなっていた。そこでリニューアルでは水を循環する最先端の装置を設置。1分当たり約5万7000リットルの海水を汲み上げ、1日約5回水を入れ替える。一方、ラグーンの深さは約1.5メートルに浅くしたほか、滝のある小島や周囲の遊歩道沿いに椰子の木を植えるなど、美しい風景と快適な環境を演出する。

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