通訳通信業などを展開しているティスコジャパンはこのほど、福岡国際空港1階で外貨両替サービスを開始した。ティスコジャパンは福岡港において韓国ウォンの両替サービスを15時以降、那覇空港でも外貨両替を行っているが、九州の空港では初めて。現在の取扱い通貨は台湾ドルと中国人民元のパック販売のみだが、12月をめどに韓国ウォン、香港ドル、ユーロ、米ドルへと順次、サービスを拡大していく。韓国ウォンについては日本で初めてコイン両替も行う計画のほか、外貨買取も実施する予定だ。

　なお、同社では今後、九州地域でアジアからの訪問者が増加する傾向を受け、外国人観光客対象に福岡市内での両替、および付加価値サービスを兼ね備えたワンストップサービスの店舗展開に乗り出す計画で、来春、天神地区に第1号となる店舗を出店する。