ジュメイラ・ホテルはドバイ内の5軒のホテルを対象に、ラマダンの開始となる9月13日から、伝統的な中東の食文化を体験する目的とした、特別メニュー・プロモーションを実施する。ラマダンは断食の印象が強く、期間中は旅行が控えられる傾向にあるが、逆にイスラム文化に触れる絶好の機会として積極的にアピールする。ラマダンには満足に食事をとることができない弱者をいたわる意味もあり、この期間に人々は信仰を深め、日没後は家族とともにご馳走の「イフタール」でお祝いをする。

　そこで、各ホテルではディナーでイフタールを提供。例えば「ジュメイラ・ビーチ・ホテル」では、屋外テントでイフタール・ビュッフェディナーを提供するほか、アラビアン・スーク（市場）へ案内する。また、「バブ・アル・シャムズ・デザート・リゾート＆スパ」では、砂漠の屋外レストランで、生演奏とライブ・キッチンによる本格的なイフタール・ビュッフェディナーを提供する。