ハワイ、喫煙ルールの認知向上、HTJは引き続きプロモーション展開

  • 2007年9月7日
 ハワイ州観光局(HTJ)は新禁煙法(Healthy Air & Workplace Law)に関連し、「スモーキング・ウィズ・アロハ」プロモーションを展開しているが、市場での認知が向上しつつあるようだ。最近では一般消費者からの問い合わせは減少。大手旅行会社はイントラネット等で社内での情報普及に努めていることから、問い合わせは大手旅行会社の提携販売店など、中小旅行会社が多いという。また、内容も「ハワイでタバコを吸えるのか」などから「どのホテルのどの場所で吸えるか」と具体的な質問に変化しているようだ。

 HTJでは引き続き、プロモーションを展開。既に配布しているオリジナルの携帯用の灰皿は、ギブアウェイでの使用目的より、「スモーキング・ウィズ・アロハ」の認識のアイコンとして用いられているという。また、各社の下期のパンフレット内に小さなバナーで案内しているが、パンフレットを手に取った人しか認知できないことから、このほどステッカーを作成し、販売店に配布、パンフレットラックやカウンターなどへの貼付を働きかけるという。

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