日本旅行は2007年下期の「マッハ」「ベストツアー」で、旅行者のニーズにを吟味し「日本旅行ならでは」にこだわった商品を展開する。特に団塊世代を含むシニアマーケットの価値観にフィットした「価値ある旅」、世界遺産や秘境などの普遍的な素材や旬の素材を盛り込んだ「こだわりの旅」、快適な旅をサポートし、「プチロングステイ」や極上リゾート滞在の「贅沢な休日マッハ」といった「おもてなしの旅」の3タイプで、幅広い客層に対応。例えば、「価値ある旅」としては、シニア向けのハワイやグアムでの「リバイバル・ハネムーン」のほか、上期新設定の高付加価値商品「遥かなるヨーロッパ」で、「祭」「芸術」をキーワードにした限定企画を設定している。

　方面別ではヨーロッパ、中国、アジアを拡大するほか、関西空港発着の北米、オセアニア線の座席供給量減少に対しては、厳選した関西空港発着商品のほか、成田発着商品を拡充し、対応していく。日本旅行では下期、前年比3％増の300億円の販売を目標としている。方面別の目標値は下記のとおり。

▽2007年下期販売目標
方面／マッハ／ベストエクセレント／ベスト＜合計（前年比）＞
ハワイ／1億円／1億6000万円／23億4000万円＜26億円（91％）＞
グアム・サイパン／−／5000万円／12億2000万円＜12億7000万円（88％）＞
アメリカ・カナダ／−／1億7000万円／14億8000万円＜16億5000万円（76％）＞
ヨーロッパ／8000万円／55億1000万円／80億2000万円＜136億1000万円（113％）＞
オセアニア／2億8000万円／4億円／21万9000円＜28億7000万円（74％）＞
中国／−／1億4000万円／11億1000万円＜12億5000万円（125％）＞
アジア／1億7000万円／3億8500万円／61億9500万円＜67億5000万円（117％）＞
合計／6億3000万円／68億1500万円／225億5500万円／＜300億円（103％）＞