ANAセ、下期は3つのこだわりで「感動を呼び起こす」、6.7万人送客目指す
ANAセールスは7月20日から、ANAハローツアーの07年下期商品の販売を順次開始した。下期は、団塊世代を中心に据えながらより幅広い層をターゲットに「観光」「快適」「安心」の3つの「こだわり」で観光以外の細かな部分にも配慮。一人一人の感動を呼び起こし「もう一度参加したくなるような心温まる旅」の造成を目指した。
例えば、観光面では「いかにテーマ性をもって演出するか」にこだわり、通常では体験できない感動を呼び起こそうと、期間限定や特別観光といった特別な要素を組み込んだ。例えば期間限定イベントでは、オーストリアのザルツブルクでのコンサートや南欧でのカーニバルなどを取り上げている。特別観光では、中国北京の「故宮博物院」で通常は入場できないエリアを特別見学するコースを企画。さらに、団塊世代で関心の高いとされる「食」や「音楽」「歴史、「芸術」などをテーマに、「見て、知って、学ぶ」観光を設定したほか、アジアの主要都市やパリ、ロンドンなどでは、旅行者ごとに専用車と専属ガイドをつける「プライベートシリーズ」を設定した。
快適性では、添乗員同行コースでの参加人数の限定や、空港とホテル間の直行送迎など、団体行動でのわずらわしさを極力排除。行程にゆとりをもたせ、また現地合流や延泊など多彩なアレンジを受け付ける。また、安心面では、日本語による24時間体制の救急サービスの提供や病院や医師の手配、50万円までの治療費サポートなどを用意。添乗員同行コースでは、経験豊富な添乗員を同行させるほか、ヨーロッパやアメリカでは現地の日本語ガイドも同行し、2名体制で旅行者をサポートする。
上期の取扱推定人数は、前年比3%減の6万6300人。方面別で前年を上回ったのは、中国の26%増、ヨーロッパの1%増となっている。他の方面では、アメリカがビジネス客やFITなどの航空券の需要が高まり、パッケージ用に席が供給されなかった事情もあり15%減となった。グアムの20%減は、ゴールデンウィークにチャーター利用商品の設定がなかったため、としている。下期の取扱目標人数は前年比2%増の6万7000人。方面別ではアジアが6%増2万4900人を見込むほか、中国が26%増の1万5800人、ヨーロッパが4%増の1万1700人。56%減と落ち込みを予想するハワイ方面は、ユナイテッド航空(UA)の関空/ホノルル線が10月から運休になることを反映した。方面別の下期取扱目標人数は下記のとおり。
▽2007年度上期取扱推定人数(方面/人数/前年比)
アメリカ/3500人/15%減
ハワイ/7900人/増減なし
グアム/7500人/20%減
ヨーロッパ/1万4200人/1%増
アジア/2万1400人/9%減
中国/1万1800人/26%増
合計/6万6300人/3%減
▽2007年度下期取扱目標人数(方面/07年目標人数/前年比/)
アメリカ/2900人/14%増
ハワイ/3100人/56%減
グアム/8500人/2%増
ヨーロッパ/1万1700人/4%増
アジア/2万4900人/6%増
中国/1万5800人/26%増
合計/6万7000人/2%増
▽2007年度取扱推定人数(方面/人数/前年比)
アメリカ/6400人/3%減
ハワイ/1万1000人/27%減
グアム/1万6000人/10%減
ヨーロッパ/2万5900人/2%増
アジア/4万6300人/2%減
中国/2万7600人/26%増
合計/13万3300人/増減なし
例えば、観光面では「いかにテーマ性をもって演出するか」にこだわり、通常では体験できない感動を呼び起こそうと、期間限定や特別観光といった特別な要素を組み込んだ。例えば期間限定イベントでは、オーストリアのザルツブルクでのコンサートや南欧でのカーニバルなどを取り上げている。特別観光では、中国北京の「故宮博物院」で通常は入場できないエリアを特別見学するコースを企画。さらに、団塊世代で関心の高いとされる「食」や「音楽」「歴史、「芸術」などをテーマに、「見て、知って、学ぶ」観光を設定したほか、アジアの主要都市やパリ、ロンドンなどでは、旅行者ごとに専用車と専属ガイドをつける「プライベートシリーズ」を設定した。
快適性では、添乗員同行コースでの参加人数の限定や、空港とホテル間の直行送迎など、団体行動でのわずらわしさを極力排除。行程にゆとりをもたせ、また現地合流や延泊など多彩なアレンジを受け付ける。また、安心面では、日本語による24時間体制の救急サービスの提供や病院や医師の手配、50万円までの治療費サポートなどを用意。添乗員同行コースでは、経験豊富な添乗員を同行させるほか、ヨーロッパやアメリカでは現地の日本語ガイドも同行し、2名体制で旅行者をサポートする。
上期の取扱推定人数は、前年比3%減の6万6300人。方面別で前年を上回ったのは、中国の26%増、ヨーロッパの1%増となっている。他の方面では、アメリカがビジネス客やFITなどの航空券の需要が高まり、パッケージ用に席が供給されなかった事情もあり15%減となった。グアムの20%減は、ゴールデンウィークにチャーター利用商品の設定がなかったため、としている。下期の取扱目標人数は前年比2%増の6万7000人。方面別ではアジアが6%増2万4900人を見込むほか、中国が26%増の1万5800人、ヨーロッパが4%増の1万1700人。56%減と落ち込みを予想するハワイ方面は、ユナイテッド航空(UA)の関空/ホノルル線が10月から運休になることを反映した。方面別の下期取扱目標人数は下記のとおり。
▽2007年度上期取扱推定人数(方面/人数/前年比)
アメリカ/3500人/15%減
ハワイ/7900人/増減なし
グアム/7500人/20%減
ヨーロッパ/1万4200人/1%増
アジア/2万1400人/9%減
中国/1万1800人/26%増
合計/6万6300人/3%減
▽2007年度下期取扱目標人数(方面/07年目標人数/前年比/)
アメリカ/2900人/14%増
ハワイ/3100人/56%減
グアム/8500人/2%増
ヨーロッパ/1万1700人/4%増
アジア/2万4900人/6%増
中国/1万5800人/26%増
合計/6万7000人/2%増
▽2007年度取扱推定人数(方面/人数/前年比)
アメリカ/6400人/3%減
ハワイ/1万1000人/27%減
グアム/1万6000人/10%減
ヨーロッパ/2万5900人/2%増
アジア/4万6300人/2%減
中国/2万7600人/26%増
合計/13万3300人/増減なし