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九州産交HD、経常利益で大きく改善−旅行事業はHISとの提携強化

  • 2007年7月18日
 九州産業交通ホールディングスの平成19年3月期決算は連結ベースで売上高が前年比0.2%増の224億7570万4000円、営業利益は108.2%増の4億217万6000円、経常利益は2億4537万7000円(前期:9649万4000万円の赤字)、当期純利益は3.3%増の13億1808万8000円となった。このうち旅行業などを手がける九州産交ツーリズムは売上高58億5388万2000円、経常利益6696万6000円、当期純利益は1448万3000円。

 昨年4月に事業持株会社、バス、観光事業、ランドマーク事業を分社化し、再編を進めた。このうち旅行業については従来のバス旅行を中心とする国内旅行に加え、エイチ・アイ・エスとの提携による海外旅行商品の販売、チャーター利用商品の拡充や、ポイント制度を導入し、地域密着型の営業展開を進めた。旅行事業の売上高は2.1%増の39億7491万円、営業損失は1億2856万5000円と昨年から1億5000万円の減益となった。