スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド（SLH）に今年第1四半期で計20軒のホテルが新規加盟した。同ホテルは昨年、過去最高の70軒が加盟しており、今回の新規加盟をあわせ、SLHの加盟ホテルは約70ヶ国・420軒に増加。目標の450軒に向けて順調に推移している。これについてSLHは、世界的にブランド知名度が高まったことに加え、投資収益率が高いことなど、加盟するメリットが認知されたと分析。SLHのグループ内ホテルの06年販売可能客室売上は前年比16％増と伸張し、SLH経由で予約された平均宿泊料金も8％増となったという。

　なお、新たに加わったホテルはヨーロッパ・中東・アフリカが12軒、アジア・太平洋が5軒、南北アメリカが3軒で、モンゴル、ブルガリア、オランダ領アンティル諸島からは初のメンバーホテルが誕生した。