南アフリカ観光局は、旅行業界を対象とした「トレード・エキストラネット」を開設、日本語での展開を含め、情報提供を強化する。大阪、東京で開催したセミナーで旅行会社に利用方法などを説明し、登録を促している。

　現在、「トレード・エキストラネット」は英語での展開となっているが、観光素材の紹介や南アフリカへの旅行をお奨めする「Why SA」、サイト内でのさまざまな情報を一元的に記録する機能を持つ「More About SA」、最新情報やイメージ写真の利用などができる「My Marketing Tool Kit」などで構成。南アフリカ観光局では今後、2ヶ月程度で日本語化をはかり、日本市場でのニーズに合わせた内容を提供していくほか、イベント・カレンダー機能など、便利な機能を利用したツアー造成や旅行手配をサポートしたい考え。

　南アフリカ観光局日本地区代表のブラッドリー・ブラウワー氏は、「大阪では約120名の旅行会社の方に参加頂き、これは記録的なこと」と語り、「南アフリカが訪れた人はリピーターになっていただける美しいデスティネーションであることを、ぜひ訪れ、体感していただきたい。観光局としても、研修旅行をサポートしていきたい」と語り、情報提供での利便性と同時に、現地で体験してもらう2本立てで情報提供を進める考えを示した。


▽南アフリカ観光局「トレード・エキストラネット」
http://trade.southafrica.net/